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出版社内容情報
人工知能が人を超越したとき、人類を駆逐する――Google、IBMが推し進め、近年爆発的に進化している人工知能(AI)。その「進化」がもたらすのは、果たして明るい未来なのか? 楽観論、悲観論の双方を徹底的に取材し、そのあまりにも恐ろしい予測が全米で議論を巻き起こした禁断の書、ついに日本上陸。
内容説明
Google、IBMが推し進め、近年爆発的に進化している人工知能(AI)。しかし、その「進化」がもたらすのは、果たして明るい未来なのか?ビル・ゲイツやイーロン・マスクすら警鐘を鳴らす「AI」の危険性について、あらゆる角度から徹底的に取材・検証し、その問題の本質をえぐり出した金字塔的作品。
目次
人類はこうして絶滅する―ビジーチャイルド・シナリオ
一度起こればもはや手遅れ―AIのリスクは予測不可能で計算できない
グーグルXとアルカイダに共通する怖さ―人工知能の「知能」は人と同じか?
チューリングテストとAIボックス実験―人工知能版「ロボット三原則」の設計は可能か?
「遺伝的プログラミング」の落とし穴―AIの思考プロセスは必然的に「ブラックボックス」化する
人工知能の「4つの衝動」―完璧に「経済合理的」なAIにとって人は必要か?
数学者グッドの予言―「知能爆発」はどのようにして起こるのか?
金融マーケットで人知れず進化するAI―人工知能はいつまで「人の道具」でいてくれるのか?
カーツワイルの「シンギュラリティー」再考―人類は機械に追いつけるのか?
人工知能は「21世紀の核兵器」―予防策はまだない
膨大な資金は「誰」が出しているのか?―経済と軍事という2大要因
あまりにも、あまりにも複雑―「ソフトウェアの複雑性」は克服できても…
超知能を生む「脳のリバースエンジニアリング」―…複雑すぎて人は人工知能を理解できない
AI研究にルールを作れるか―「悪魔」を解き放つのは善意の研究者か、それとも
もし社会インフラを人工知能に乗っ取られたら―コンピュータウイルスとAIの類似性
著者等紹介
バラット,ジェイムズ[バラット,ジェイムズ] [Barrat,James]
フリーのテレビプロデューサー。National Geographic、Discovery、PBSなどさまざまなテーマのドキュメンタリー番組を提供している。2000年、レイ・カーツワイルやアーサー・C・クラークに取材して以来、人工知能とその危険性に注目し、取材を重ねてきた。『人工知能―人類最悪にして最後の発明』が初の著作である。2014年末、『タイム』誌が選ぶAIによる人類滅亡を論じる重要な識者5人に、スティーブン・ホーキングやイーロン・マスクとともに選ばれた
水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳者。東京大学理学部卒業。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。