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内容説明
平日は都会で働き、週末は田舎で過ごす。旅行や別荘暮らしとは違う、もうひとつの「日常を綴る」。東京生まれ、会社勤め、共働き、子供3人。「田舎素人」の一家が、都会と里山の往復生活を通して見つけた、これからの豊かで新しい暮らし方。
目次
第1章 田舎がない。田舎が欲しい
第2章 理想の土地を探して
第3章 運命の土地との出合い
第4章 週末は農家暮らし
第5章 南房総‐東京往復生活
第6章 迷ったり、変わったり、確かめたり
第7章 里山生活を内側から発信する
第8章 二つの地域に住むということ
著者等紹介
馬場未織[ババミオリ]
1973年東京都生まれ。1996年日本女子大学卒業、1998年同大学大学院修了後、建築設計事務所勤務を経て建築ライターへ。プライベートで2007年より家族5人と二地域居住を実践。2011年に任意団体「南房総リパブリック」を設立し、2012年に法人化。現在はNPO法人南房総リパブリック理事長を務める。メンバーと共に、親と子が一緒になって里山で自然体験学習をする「里山学校」、東京に野菜の美味しさを届ける「洗足カフェ」(目黒区)、里山環境でヒト・コト・モノをつなげる拠点「三芳つくるハウス」の運営などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sas
35
ごく普通の東京在住の5人家族が、「自然の中で子育てをしたい」という思いから千葉の南房総の8700坪の農地を購入し、平日都会、週末里山の往復生活を実践した体験談。一生都会で住むか、田舎暮らしをするかという二者択一しかないのではなく、両方できるという新たな可能性を示してくれた点で大変興味深い内容だった。しかも、この生活の長所だけではなく短所もきちんと書いているので、夢ばかりじゃない現実もよく分かる。結局何を大事に生きるかという観点で選択すべきなのだろう。2016/05/21
Yuji Hamano
12
週末を片道1時間程度のところにある里山で過ごす生活を実践している著者がその内情を通して新しいライフスタイルとして提案している本。得にポリシーなく所有欲の延長としてポルシェの代わりに里山が対象となっただけであり定年リタイア田舎生活を週末に持ち込めば、8000坪の土地を手に入れることも可能であり(農家でもないのに農地を手に入れる方法指南あり)自然の中での子育てという名目も付き、一方で地元コミニティに対しては「土日しかおりませんので」立場にたてる。 このような生活が成り立つ条件を知ることができ勉強になった。2014/04/30
TeT
10
書店で見かけて、まさに検討中のタイトルだったので即購入。都心と田舎の二重生活を妻として、母としての視点で描かれていて、男性の自分としては目新しくとても参考になった。田舎を持とうとしたきっかけや家探し、購入に至るまでの話は、葛藤やら喜びやらがあふれていて楽しく読めた。著者の前向きな行動力で、家族をうまく巻き込んでいく。後半は精神論が中心で少し読みづらくなってしまい残念。前半同様に田舎暮らしの実生活やノウハウを語りつくして欲しかった。2014/12/16
Tenouji
9
週末、自然を相手にするのは、本当に大変そう。が、このような二重生活が難しい本当の問題はなんだろう。。。2015/07/16
どあら
9
草取りは大変ですよねー。(^o^;) 私は週末に主人の実家へ義父が遺していった畑の世話をしに通っていますが、泊まるのは主人だけです。子供たちには、部活や試験があるからです。2014/11/10