内容説明
もしも、保育所の民営化に反対されたら?敬老祝い金を支払った相手がすでに亡くなっていたら!?苦しい状況を「政策法務」で打開せよ!福祉課でおきたエピソードを「読んで納得」、ラクラク身につく「政策法務」のメソッド。
目次
第1章 福祉課の仕事(福祉課(部)の仕事
福祉課を取り巻く現状・課題
福祉課と政策法務)
第2章 福祉課のものがたり(敬老祝い金をめぐる怪―公金の支出と行政処分;どこまでできるの?―成年後見制度の活用;あれも自治体これも自治体―後期高齢者医療制度;ことなかれ主義と法の間―介護給付金と説明責任;すぐそこにある可能性―高齢者虐待 ほか)
著者等紹介
出石稔[イズイシミノル]
関東学院大学法学部教授。1985年より横須賀市勤務。総務部行政管理課政策法務担当主査、都市部都市総務課総括主幹等を歴任し、同市を退職、2007年4月より現職
杉山富昭[スギヤマトミアキ]
関西自治体法務研究会幹事。2005年設立された関西自治体法務研究会の幹事を当初から務める。自治体法務合同研究会さすらいグループ代表代行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hachiro86
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現場から見た法務について、もっと言及がほしい。2009/11/21
takizawa
0
福祉行政分野では、保育所民営化の判例が話題になっているが、その手の最新事件や不服申立制度の改革から、措置→契約・要綱行政の功罪などの基本的なところまで楽しく学べる本。政策法務が市民権を得るまでには時間がかかるかもしれないが、パイオニアになりたいと思っているロースクール生が読んだら面白いはず。政策法務に懐疑的な職員も描かれているし、法的にみて望ましくない対処方法を教えたりもしていて、リアルだったりする。2009/05/05
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