内容説明
愛には愛で応えてくれる―人生で大切なことはすべてどうぶつから教わった。日本一しあわせなどうぶつ病院の話。どうぶつと人が織りなす18のストーリー。
目次
どうぶつも心をもっている(生きる力、生かす力;「二番」という名の犬;猫にも一宿一飯の恩義あり;咬み犬パルの言い分)
愛し、愛されて生きていく(ナナの子育て;ハッピーバースデー;遠い国からきたTJ;猫バアの教え;ただ抱きしめたくて;密室ミステリー)
ずっとそばにいたいから(モコと沖縄;血の絆はるか;どうぶつ病院の夜は更けて;この道をどこまでも;ララ、ぼくが見えないの?;寝ずの番)
君にもらったしあわせを抱きしめて(彼女の選択;最期の贈り物)
著者等紹介
北尾洋子[キタオヨウコ]
D.V.M.,Ph.D.獣医師、獣医学博士。動物メディカルセンターグループ副代表。北大阪ペットメディカルプラザ院長。1949年生まれ。岐阜大学獣医学科卒業後、甲子園阪神パークに獣医師として勤務。1974年高槻市に北尾哲氏と共にキタオ動物病院を開業。同氏が茨木市に24時間体制の動物メディカルセンターを開設したのを機に、キタオ動物病院院長として独立。さらに高槻市北部に北大阪動物医療センターを開設する(現在は北大阪ペットメディカルプラザと改称)。2010年箕面市に東葛病院としての動物メディカルセンターを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいつき
11
愛犬でお世話になっている動物病院の院長さんの本。こんな本を読んだらもう他の病院になんて変えれなくなりました。この先生に是非診てもらいたくなります。2015/10/30
白湯
9
立ち読みをはじめたら1話目から店頭で涙ぽろぽろ…これはいかん、と購入。自宅に帰り、涙と鼻水でぐちゃぐちゃ状態で読了。 愛猫クロさんが亡くなって以来動物病院にも全く縁のない毎日を送っているけれど 通っていた動物病院のこととか先生のこととか、クロさんとの日々のあれこれを、あらためて色々思い出すことができた。今でも泣いてしまうことがあるけれど、温かい、愛一杯の思い出を抱えて、またちゃんと暮らしていこう。そのうちに、ひょっとしてまた運命の猫に出会えるかもしれない?なんて思ったり。長いペットロスからの夜明けは近い?2013/11/02
Ikutan
3
筆者は動物病院の獣医師さん。その40年間の歴史の中で遭遇したペットと飼い主さんが織りなす素敵な事件の物語。どのお話しも温かくて優しさがいっぱいです。特に最後の「君にもらったしあわせを抱きしめて」は涙が溢れて止まらなかった。24時間体制で命に向き合う筆者の動物に対する愛情の深さにも感動しました。2014/01/29
橙夜(とうや)
2
動物病院での動物と飼い主さん、そして獣医師さん達のお話集。何度も泣きました。一番印象に残ったのは、動物たちはどんなに病気で苦しくても死のうとはしない…というところです。病気でだんだん動けなくなってきた犬を最期まで安楽死という選択肢をとらずに2014/04/21
ゆう
1
初めの話からもうかなり泣けます 動物は話せないけれど、ちゃんとわかっているんだなと感動。 ミュウクの話がいちばん好きです2020/06/06
-
- 電子書籍
- 愛を忘れた億万長者【分冊】 4巻 ハー…