出版社内容情報
裁判例・審判の「面会交流実施要領」を示し、事案の概要・特殊性、審判・判決の内容、実施要領のポイントを解説。面会交流の調停、審判、裁判において、父、母の代理人である弁護士が、面会交流の条件・条項の根拠・背景を理解することが解説書!
〇審判・裁判例の面会交流実施要領を解説、面会交流に付する条件を理解することができる解説書
〇事例の解説では、面会交流実施要領を示し、事案の概要・特殊性、審判・判決の内容、面会交流実施要領のポイントを解説。どのような配慮によってどのような条項が設けられているかについて理解することができる
〇7つのポイントのindexを作成して事案を探しやすく工夫
(①禁止ルール、②第三者立会いの条件、③段階的面会交流の設定、④再婚・養子縁組の尊重、⑤子の連れ去り問題、⑥子の拒否、⑦間接強制の決定)
内容説明
公刊された裁判例・審判例の「面会交流実施要領」を網羅・掲載!子との面会交流実施要領や共同監護実施要領を策定するときに、どのような内容を盛り込むことが妥当なのか、52の実例から理解することができる。
目次
事例編(京都家審平成17・8・24家月58巻11号56頁(28112261)
岡山家津山支決平成20・9・18家月61巻7号69頁(28151771)
京都家審平成22・4・27家月63巻3号87頁(28170391)
神戸家決平成24・2・16判時2288号38頁(28241686)
札幌家決平成24・9・12民集67巻3号880頁(28212873)
東京高決平成25・7・3判タ1393号233頁(28213945)
水戸家龍ケ崎支審平成25・9・30平成25年(家)521号・522号公刊物未登載(28220837)
京都家審平成26・2・4判タ1412号394頁(28232167)
福岡家審平成26・12・4判時2260号92頁(28232897)
東京地判平成26・12・19平成25年(ワ)8286号公刊物未登載(29044176) ほか)
著者等紹介
平田厚[ヒラタアツシ]
1985年3月東京大学経済学部卒業。現在 明治大学専門職大学院法務研究科教授・弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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