出版社内容情報
介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らし続けられる街をつくり上げた小山剛氏の言葉を一冊の本に集約。地域包括ケアに取り組む全ての法人経営者必読の書。
地域に根差した介護サービス事業とは何か? 新潟県長岡市で、特別養護老人ホーム「こぶし園」を舞台に、地域包括ケアの原点となる実践に取り組んだ故・小山剛氏の言葉を集約することで、地域包括ケアの実践ヒントが得られる一冊
内容説明
介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らし続けられる街をつくり上げた小山剛氏の言葉を一冊の本に集約。地域包括ケアに取り組む全ての法人経営者必読の書。
目次
序章 いつまでも住み慣れた地域社会で暮らし続けるために
第1章 地域展開への道のり
第2章 地域分散型テサライトケアの実践
第3章 実践を通じて「ケア付コミュニティ」という哲学へ
第4章 介護とは地域社会での暮らしを支えること
第5章 被災地においても地域包括ケアを実現させる
著者等紹介
辻哲夫[ツジテツオ]
東京大学高齢社会総合研究機構特任教授
宮島俊彦[ミヤジマトシヒコ]
岡山大学客員教授
田宮崇[タミヤタカシ]
社会福祉法人長岡福祉協会理事長
廣江研[ヒロエケン]
社会福祉法人こうほうえん理事長
対馬徳昭[ツシマノリアキ]
社会福祉法人ノテ福祉会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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manenokilotte
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介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らし続けられる街を! 豪快に酒を飲み、その馬力で地域包括ケアとはこういうものだと命を懸けた方。 2021/06/15
すのす
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本屋で偶然見かけ、入手。新潟県長岡市で、地域包括ケアの先駆的な取り組みをされていた小山剛氏の論考をまとめたもの。中辻氏とは場所も時代も異なるが、介護者でなく本人本位の、旧来の施設への収容というドグマから離れて、地域で生活を支え在宅に帰す、という発想を、実践にうつされている。また、中辻氏と同様に新潟県中越地震という災害を経験して、福祉を改めて問うておられる。倉敷も、平成30年豪雨災害で真備地区が被災したが、被災者の復興・見守りは続いており、地域包括ケア・地域共生とはと考えさせられる。2020/11/04