出版社内容情報
「社会保障と税の一体改革」に携わってきた宮島俊彦氏の監修のもと、平成20年から平成29年までの取り組みを理解するための資料を厳選し収録。時期により4章立てとし、各種会議の経過を記述した解説、それぞれの時期で議論されてきた内容の検討結果、報告書の概要、法案の概要など豊富な資料を掲載。
○この改革を進めてきた元社会保障改革担当室長の監修による信頼できる確かな内容
○各種報告書、関係法案などの主要な資料がまとめられており、この一冊で社会保障制度改革の大きな流れを把握することができる
○資料から現在社会が直面している社会保障の問題を把握し、改革の必要性を認識することができ、地方自治体などが抱える個別の施策、各制度との繋がりが分かり、今後の政策を考える上での参考とすることができる
○社会保障の財源となる消費税との関係性を理解することができる
○検討過程の様々な会議等をとりまとめてきた清家篤氏、初代の社会保障改革担当室長である中村秀一氏による巻頭言を収録
目次
第1章 「社会保障・税一体改革成案」までの動き(平成20年1月~平成23年7月)(社会保障・税一体改革の黎明(平成20~21年)
「社会保障・税一体改革成案」までの動き(平成22年11月~平成23年7月) ほか)
第2章 「社会保障・税一体改革関連法案」の提出まで(平成23年8月~平成24年4月)(「社会保障・税一体改革大綱」までの動き(平成23年8月~平成24年2月)
「社会保障・税一体改革関連法案」の国会提出(平成24年3~4月) ほか)
第3章 「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」の成立まで(平成24年5月~平成25年12月)(社会保障・税一体改革関連法案の国会審議と関連8法案の成立(平成24年5~8月)
社会保障制度改革国民会議と社会保障制度改革プログラム法の成立 ほか)
第4章 社会保障制度改革プログラム法に基づく改革の推進(平成26年1月~)(社会保障制度改革推進本部(平成26年1月~)
社会保障制度改革推進会議(平成26年6月~) ほか)
関係資料
著者等紹介
宮島俊彦[ミヤジマトシヒコ]
岡山大学客員教授。1953年神奈川県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。1977年厚生省入省、厚生労働省大臣官房審議官(保険・医政担当)、大臣官房総括審議官、老健局長など歴任。2014年内閣官房社会保障改革担当室長就任、2016年同退任。その後、日本介護経営学会理事、三井住友海上火災顧問など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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