出版社内容情報
〈通な甘味好きが足繁く通う、東京の11の名店。〉
〈変わり続けるこの街の、変わらないもの――時代を越えて、たしかに紡がれてきた東京の菓子舗の物語。〉
和菓子というと「京都」を思い浮かべるかもしれませんが、実は、東京にも街に根付いた菓子舗があります。通な甘味好きが足繁く通い、茶人からも信頼の厚い名店が、東京という変化の大きな街で、ひっそりと、たしかに、歴史を歩んできました。そんな江戸文化に育まれ、震災と戦災を乗り越え、茶の湯を通して紡がれてきた東京の菓子舗を紹介します。みのわ(広尾)、菊家(青山)、亀屋萬年堂(吉祥寺)、象東(東久留米)、梅花亭(神楽坂)、岬屋(富ヶ谷)、源太萬永堂(大久保)、塩野(赤坂)、こまき(鎌倉)、さゝま(神保町)、越後屋若狭(両国)――長く愛される老舗から、時代を追いかける新店まで、「店」と「人」が守り続けてきたものとは。
【目次】
内容説明
通な甘味好きが足繁く通う、とっておき11の名店。変わり続けるこの街の、変わらないもの―時代を越えて、たしかに紡がれてきた東京の菓子舗の物語。
目次
みのわ 白金台
菊家 青山
亀屋萬年堂 吉祥寺
象東 東久留米
梅花亭 神楽坂
岬屋 富ヶ谷
源太萬永堂 大久保
塩野 赤坂
こまき 鎌倉
さゝま 神保町
越後屋若狭 両国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
お抹茶
1
茶席菓子を誂える和菓子店を紹介。基本は注文のみで店頭発売のない店もある。「岬屋」の業平傘は風情のある形と香り。「形で季節を食べさせたくない」という初代の思いから,風情を大切にする。「さゝま」は江戸の香りがする和菓子店で,名物の松葉最中は確かにきりりとした粋な姿。初霜も趣深い形。越後屋若狭若旦那の「地味だと思っていたうちのお菓子が,茶室の光の中では別のものだと思った」というのが,茶の湯菓子の塩梅か。昔のことを思い出しにくくなった人が菓子を食べたら思い出が蘇り明るい表情になったというみのわのエピソードがよい。2026/01/29




