出版社内容情報
〈古典文法の難しさナシにすらすら読めて、内容・背景を深く理解することができる新訳〉
〈悲喜こもごもの人事異動、冴えわたる和歌のやりとり。清少納言が見た平安貴族の暮らしがよみがえる〉
平安貴族の生活文化をよく知る有職故実の専門家が、清少納言になりきって訳した新しい『枕草子』。読みやすい口語調の訳文で、古典文法の難しさを感じずにすらすらと読むことができます。さらに、原文には書かれていない当時の常識や生活文化を専門家の視点から詳しく補足。私たちと清少納言の千年のギャップを埋めてくれます。
内容説明
難しい古典文法はいったん忘れましょう!平安と現代、千年のギャップを埋めてくれる新訳。
目次
春っていえば…―「春は、曙」
お気に入りの季節―「頃は、正月」
お正月のこと―「正月一日は」
賀茂の祭り―「四月、祭の頃いとをかし」
僧侶って大変よね―「思はむ子を法師に」
女の生き方―「生ひ先なく、まめやかに」
がっかり、残念なもの―「すさまじきもの」
憎たらしいもの―「にくきもの」
ドキドキする状況―「心ときめきするもの」
気持ちがスカッとするもの―「心ゆくもの」〔ほか〕
著者等紹介
八條忠基[ハチジョウタダモト]
綺陽装束研究所主宰。「有職故実」の研究・普及のため、古典文献の読解研究や装束の再現、執筆、監修など多岐にわたる活動を行う。また全国の大学・図書館・神社等での講演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
どりーむとら 本を読むことでよりよく生きたい
どりーむとら 本を読むことでよりよく生きたい
マカロニ マカロン
セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように