内容説明
かわいさゆえに密輸問題も起きたコツメカワウソ。そんなカワウソたちの幸せをまじめに考え、1冊の本にまとめました。
目次
1 カワウソのいる暮らし(カワウソくるるさんのためにしつらえた家;休日は柴犬といっしょに川遊び ほか)
2 カワウソってどんな動物?(カワウソのなかまたち;カワウソの生息地 ほか)
3 カワウソに必要なお世話(カワウソを入手したいとき;カワウソと人が暮らすための部屋 ほか)
4 カワウソの健康と病気(カワウソの健康チェック;カワウソの病院探し ほか)
著者等紹介
三輪恭嗣[ミワヤスツグ]
みわエキゾチック動物病院院長、東京大学附属動物医療センターエキゾチック動物診療科責任者、日本獣医エキゾチック動物学会会長、Vision Vets Group(VVG)Labエキゾチック動物専門臨床長。博士(獣医学)。宮崎大学農学部獣医学科卒業。東京大学付属動物医療センターエキゾチック動物診療科教員などを経て、2006年みわエキゾチック動物病院を開院。2011年東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士号取得。さまざまなエキゾチック動物の診療に従事するとともに、その診療知識の普及に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
15
似てると言われます、笑。野生動物を安易にペット化しないことは忘れてはいけないですね。2022/07/01
hutaro
9
飼ってる人は経済的(月2万にも及ぶ食費)にも体力的(群れで暮らす生き物のため長時間放っておけない)にもハードだろうに、それを感じさせない笑顔でカワウソとの暮らしを楽しんでいる。生半可な覚悟では飼えないとどの飼い主も言っており、凄いなぁと思う。しかし、野生動物は本来人間の監視下に置くべきではないと私は思っている。ただ、その可愛らしい姿と食事のときの牙の恐ろしさを見ることができるので、水族館や動物園には日々感謝している。2022/07/15
マイアミ
3
★★★ YouTubeでペット動画に出てくるカワウソのほとんどはこの本で紹介されているコツメカワウソなんだろうな。この本ではコツメカワウソをペットとして飼っている人の様子を紹介していたが、ペットにすることはオススメされていない。カワウソは親から泳ぎを教わるので、人に育てられたカワウソはちゃんと泳げないという。後天な学習で身につけるのは興味深いが、このことからもペット向きではないのがよくわかる。数が増えていけば逃げ出したカワウソが、池の水全部抜いた時に外来種として捕まる日がいつか来るかもしれない。2022/07/23
へへろ~本舗
2
可愛いだけで安易に飼ってはいけない。最後まで責任を持って愛して世話をしなければいけない。カワウソに限らず犬でも猫でも全ての命あるものを飼うときの覚悟。 近くにカワウソのいる施設もないので、写真やSNSで堪能しておきます。2024/03/17
kaz
2
カワウソを飼うつもりはないが、写真を眺めていると癒される。図書館の内容紹介は『かわいらしいけれど、一般家庭で飼育するとなるとその負担は犬猫の比ではないカワウソ。飼育放棄を防ぐために、カワウソの性格や特徴、正しい入手方法、必要なお世話のしかた、健康や病気などを解説する』。 2022/07/10
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