内容説明
なぜ、宮中の「御茶会」は、西洋風なのか?日本の「象徴」と、日本文化の代表「茶の湯」の、近くて遠い、その歴史。
目次
皇室の喫茶受容
武家がもたらす茶
後水尾院と寛永の茶
慈胤法親王と後西天皇
八条宮家と曼殊院
宮中の口切り茶
幕末の皇太子・祐宮
明治天皇と近代国家
明治の茶道界と宮家
小松宮彰仁親王と明治期の数寄屋御成
貞明皇后と秋泉御茶室
溥儀招待の茶事と戦後の皇室
著者等紹介
依田徹[ヨダトオル]
1977年、山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻博士後期課程修了。美術博士。現在は遠山記念館学芸課長。専門は日本近代美術史、茶道史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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