出版社内容情報
大徳寺と茶の湯、そして臨済禅の高僧の世界が理解できます。
『淡交』誌で平成22?23年の2年間連載した「禅僧の略歴」を加筆し書籍化。茶道とゆかりの深い京都・紫野の大徳寺の禅僧を中心に据え、彼らの事蹟・生涯をコンパクトにまとめる略伝集。大徳寺の禅僧と合わせて菩提達磨・臨済義玄から開山・宗峰妙超(大燈国師)までの中国・日本の禅僧の法脈と略伝、そして日本臨済宗各派の寺院と開祖たちの略歴を1章ずつ収録、「大徳寺歴代住持」や禅宗の法系図、人名索引を併載しており、大徳寺を中心として広く臨済禅の高僧の世界が理解できます。
内容説明
インドから中国、日本へ―菩提達磨から現代まで受け継がれる臨済禅の法脈。茶の湯にゆかりの深い禅僧約120名を生涯・事績で辿る。
目次
第1章 禅のルーツをたどる(中国禅宗の興隆;中国臨済禅の祖師;「松源一流の禅」の東漸)
第2章 大徳寺の禅僧(大燈禅の祖と法嗣第一世;燈・徹一流の展開;戦国期の大徳寺僧;近世の大徳寺僧;一八世紀から一九世紀の大徳寺僧;近現代の大徳寺僧)
第3章 日本臨済宗の展開(諸山の開祖;白隠禅;明治の臨済宗と禅匠)
著者等紹介
竹貫元勝[タケヌキゲンショウ]
昭和20年1月京都府生まれ。花園大学文学部特任教授。正眼短期大学特任教授・副学長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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