内容説明
山・川・木など自然を育む音…祭・催事・民俗芸能・観光ガイド・商い・日々の生活の音…京都ならではの音風景が、あなたを驚きの世界へと誘い込みます。「ゴトーンゴトーン」「ギュイギュイ、ピーピー」「ぱちぱち、じゃらじゃら」…何の音だかわかりますか?盛り沢山の音風景が本書からきこえてきます。本書と付録CDで音体感です。
目次
京の音散歩(ぎーこぎーこ、ぎー…保津川下りはスリル満点;ざぁざぁ、ざぁ…鴨川の源流はどこですか ほか)
自然の音―音で体感、京の風景(山の音;水の音 ほか)
生の音―音で体感、京の風景(信仰の音;伝統の音 ほか)
日々の暮らし―音で体感、京の風景(町中の音)
音で想像(創造)、京の旅(平安時代の往来の音;京菓子「老松」のひびき;身近な音に耳をそばだてよう;録音する楽しさ)
著者等紹介
小松正史[コマツマサフミ]
1971年、京都府生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程(環境工学専攻)修了。博士(工学)。音活動家。専攻は、サウンドスケープ(音風景)論と五感環境学。環境音の取材・録音や、ピアノ(即興)をライフワークとしている。ウェブサイト『猫松カワラ版』を主宰。京都精華大学人文学部専任講師
杉本幸輔[スギモトコウスケ]
1967年、京都市生まれ。大阪写真専門学校卒業後、京都市内のフォトスタジオ勤務を経てフリーカメラマンに。雑誌の特集頁・広告撮影中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。