出版社内容情報
日本人が古来から多様に親しんできた「銘」の世界。本書では茶道具につけられた銘を知り、先人の感性に触れる。折々の季節感を表した素晴らしい言葉の数々も紹介。
内容説明
「卯花墻」、「金花」、「俊寛」、「筒井筒」、「虫喰」、「村雨」、「松風」…茶道具の名品から茶席で見かける銘、そして主な茶銘、菓子銘など、茶の湯に関するあらゆる銘をひろく収録。
著者等紹介
有馬頼底[アリマライテイ]
昭和8年、東京に生まれる。現在、相国寺派管長。相国寺承天閣美術館館長、京都仏教会理事長、鹿苑寺住職、慈照寺住職も兼ねる
稲畑汀子[イナハタテイコ]
昭和6年、横浜に生まれる。高浜年尾の次女で高浜虚子の孫。俳人。現在、『ホトトギス』主宰、日本伝統俳句協会会長などをつとめる
筒井紘一[ツツイヒロイチ]
昭和15年、福岡に生まれる。現在、今日庵文庫文庫長、京都学園大学人間文化学部教授、茶道資料館副館長などをつとめる
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