新撰京の魅力
平家物語の京都を歩く

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784473031938
  • NDC分類 913.434
  • Cコード C0326

出版社内容情報

平家一門の興亡の盛衰という生成流転の人間ドラマを、京都の地に訪ねる。平家物語特有の七五調の和文体を盛り込みつつ、人物相関と歴史の流れを分かりやすく解説。

内容説明

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす…平家琵琶が語る哀切な調べを想像しながら、平家一族の生生流転の人間ドラマを堪能しませんか。

目次

平清盛一家の栄華と滅亡を描いた物語(洛中を跋扈する平家に追いつめられた人々の悲哀;驕り昂ぶる平家の福原遷都―そして再び京都へ ほか)
平家隆盛の舞台となった京都―「祇園精舎の鐘の声…」滅びの美学のはじまり(未来永劫、この世に形を変えぬものなど何一つない;正盛、忠盛、清盛―平家三代が築いた王城六波羅 ほか)
源平合戦の再現(平家に翻弄された人々が決起した戦い;木曽義仲が進攻した法住寺 ほか)
平家物語に綴られた女人の悲劇―出家して念仏に専念した美しい女人たち(祇王―世に定なきものは男女のならい;小督―亀山辺り近く、小督の爪弾く想夫恋 ほか)
哀惜のヒーロー、義経に会える京都―木曽義仲・俊寛僧都・文覚・源頼政・平忠度・那須与一のゆくえ(義経伝説の足跡をたどる;大志を抱いて上洛した木曽義仲 ほか)

著者等紹介

蔵田敏明[クラタトシアキ]
1954年、福山市に生まれる。京都市立高等学校教諭を経て、現在名古屋外国語大学助教授。大谷大学非常勤講師。映画への造詣も深く、自ら劇団「創作工房」を主宰。また映画雑誌『浪漫工房』の編集に携わるなど、多彩な活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のら

1
所縁の地をもっと詳しく、たくさん知りたかったのに、平家物語の解説本になっている。対象となる読者はおそらく平家物語を読み込んだか、源平のファンなのだから、ストーリー解説より史跡や邸宅跡などをたくさん見たかった。地図も詳しいものをエリアごとにほしい。2015/10/25

おの

0
2010/09/15

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