出版社内容情報
栄養学的な側面から、懐石の献立構成の利点や、各献立の栄養と合理性、抹茶の機能性や健康への効果を考える。生活習慣病に対して懐石や抹茶が果たせる役割紹介。
内容説明
茶の湯には、点前や懐石に合理的で美しいもてなしの知恵が込められている。本書は健康と栄養の側面から、茶懐石の合理的な構成や知恵と各献立の栄養、抹茶の持つ健康への効果を解説、加えて糖尿病など「生活習慣病」についての茶懐石の工夫を紹介する。
目次
第1章 お茶と健康(お茶の成分と健康;お茶の三大栄養成分とその機能性 ほか)
第2章 茶懐石は健康食(日本料理の中の懐石;古典に見る懐石の思想 ほか)
第3章 懐石の食材 野菜・魚(懐石と野菜;野菜はなぜ健康に良いのか ほか)
第4章 身体に応じたおもてなし―豊かに楽しく食べる工夫(糖尿病の人へのもてなしの工夫;高血圧の人へのもてなしの工夫 ほか)
終章 「懐石弁」を読む―井伊直弼の懐石観
著者等紹介
玉川和子[タマガワカズコ]
1954年、京都府立大学卒業。1954年、京都南病院・堀川病院勤務。1969年、京都文教短期大学講師・助教授・教授を経て、現在名誉教授。社団法人京都府栄養士会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- ビジネスナンセンス事典