出版社内容情報
ファッション産業は、SDGsの17の目標すべてにかかわる多くの問題をかかえています。本書は、安く早くつくられるファストファッションを中心にとりあげ、環境汚染、地球温暖化、労働環境、動物虐待、さらにはジェンダーステレオタイプやルッキズムなど、幅広い問題について解説した意欲作です。読者は、毎日なにを着るか決めるその選択が世界の問題につながっていることを理解し、自分にも世界を動かす力があるのだと知ることができます。そして、そのための日常的で具体的なアイデアがたくさんあげられています。登場するブランドや団体はおもに欧米のものですが、読者が興味をもったことをオンラインで調べられるよう、すべて英字表記をつけました(最近は翻訳ツールも進化し、ブラウザによっては表示したページのおおまかな日本語訳を見ることもできるようになっています)。また、本書は、問題解決のために行動することは、おしゃれをあきらめることではないと教えてくれます。これからを生きる読者がおしゃれをするための道しるべとなる1冊です。
【目次】
第1章 ファッションの歴史
第2章 ファッションのフットプリント
第3章 行動をおこそう
第4章 ファッションヒーローになろう
用語解説
さくいん
ブックリスト
内容説明
ファッション産業の問題がつぎつぎに明らかになっている。環境汚染、地球温暖化、児童労働、動物虐待…。同時に、それぞれの問題にたちむかう人びともいる。わたしたちの未来を守るファッションとはどんなものか。毎日着る服のむこうに思いをめぐらし、自分にできることをいますぐはじめよう。
目次
第1章 ファッションの歴史(おわりのない購買欲;ワンクリックすれば;今日のトレンドは明日のごみ)
第2章 ファッションのフットプリント(ファッションと地球温暖化;ラベルのむこうの労働者;児童労働;女の子はピンクで男の子は青?)
第3章 行動をおこそう(買わない;エシカルブランドが地球をすくう;つぎのおしゃれはレンタルで;オンラインの古着店)
第4章 ファッションヒーローになろう(エシカルファッションの7つのR;ローカルでエシカルな買い物を;行動しよう!)
著者等紹介
デライル,レイナ[デライル,レイナ]
作家、ジャーナリスト、編集者。環境問題や社会問題に関心があり、雑誌の編集にたずさわったのち、初の子どもむけノンフィクションとなる本書を発表。カナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリア在住
天沢逸里[アマサワエリ]
早稲田大学カーボンニュートラル社会研究教育センター准教授(康師傅寄付チェア)。東京大学大学院新領域創成科学研究科サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム博士課程修了(サステイナビリティ学)。専門はライフサイクルアセスメントを用いた技術、製品、サービスの環境影響評価
佐藤淑子[サトウヨシコ]
群馬県で生まれる。やまねこ翻訳クラブ会員。本作り空Solaスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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