出版社内容情報
荻野吟子は、明治時代、近代医師養成制度のもとで試験に合格して医師になった最初の女性です。さまざまな困難を乗りこえ、14年もかけてその道をきりひらきました。キリスト教とであって、社会活動にも力を注ぐようになりました。かたい信念のもと、苦しむ人びとに寄りそいつづけたその生涯を吟子自身が語ります。
内容説明
荻野吟子は、さまざまな困難を乗りこえ、14年もかけて女性が医師になる道をきりひらきました。男女平等社会の実現をめざし、社会活動にも貢献しました。本書では、かたい信念のもと、苦しむ人びとに寄りそいつづけたその生涯を吟子自らが語ります。
目次
1 わたしの少女時代―0歳~17歳
2 結婚、そして…―17歳~19歳
3 女性医師をめざす―19歳~22歳
4 学問にはげむ―22歳~24歳
5 東京女子師範学校時代―24歳~28歳
6 医学校入学、ついに医術開業試験に合格!―28歳~34歳
7 キリスト教とのであい、そして社会運動へ―34歳~38歳
8 理想社会建設の夢―38歳、39歳
9 愛のかたち・結婚―39歳~45歳
10 一開拓民として生きる―45歳~62歳
著者等紹介
堺正一[サカイショウイチ]
1943年、埼玉県川越市生まれ。早稲田大学法学部・同教育学部卒業。県立高校の教員を経て、心身に障害のある子どもたちの教育にたずさわる。埼玉県教育委員会、各種障害児学校の校長等を経て立正大学教授。特別支援教育の教員養成を担当する。この間、障害児者理解啓発のために「平和と障害児教育」をテーマに講演・著述・ボランティア活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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