内容説明
スポーツにひたむきに打ち込む高校生たちを描いた漫画の登場人物の言葉を手がかりにアドラー心理学をわかりやすく紹介。生活していく中でこころや生き方がラクになるヒントがギュッと詰まった一冊。
目次
1 アドラー心理学とは?
2 人生を豊かにする心の整え方(自分が「持っているもの」を使う;「現実の自分」と「理想の自分」のギャップを原動力にする;自分を変えることで、見えている世界を変える;行動の背後にある「自分の目的」を理解する)
3 自分の力を引き出すための心の整え方(「未来の自分」のために、「今の自分」でどう生きるかを決める;成功しても失敗しても、努力をした事実とプロセスに光を当てる;イライラの背後にある「満たされていない感情」に気づく;白と黒の間に存在する「グレー」の中に留まる)
4 仲間を信頼し、貢献する心の整え方(一人ひとりの役割を認識し、尊敬と信頼の心を持つ;考えの不一致や対立を「真のコミュニケーション」の場に変える;「相手の課題」は相手に委ねる、「自分の課題」は自分で引き受ける;他者に関心を向け、協力と貢献に感謝する)
著者等紹介
内田若希[ウチダワカキ]
九州大学大学院人間環境学研究院・准教授。2006年九州大学大学院人間環境学府にて博士(心理学)取得。2006年日本学術振興会特別研究員、2007年福岡県立大学人間社会学部助手、2009年北九州市立大学基盤教育センター准教授を経て、2012年九州大学健康科学センター講師に着任。2013年に九州大学大学院人間環境学研究院講師に異動、2020年より現職。専門は、運動・スポーツ心理学、個人心理学(アドラー心理学)、アダプテッド・スポーツ科学。スポーツメンタルトレーニング上級指導士(日本スポーツ心理学会)、カウンセラー(日本アドラー・カウンセラー協会)取得。2006年より、日本パラリンピック委員会の心理スタッフとして、パラアスリー卜やコーチの心理サポー卜に従事。東京2020パラリンピック験技大会に、村外サポートスタッフとして帯同
河津慶太[カワズケイタ]
九州大学大学院人間環境学研究院・学術協力研究員。2012年九州大学大学院人間環境学府にて博士(人間環境学)取得。スポーツトレーナー、2014年九州大学大学院人間環境学研究院・学術協力研究員。専門は、運動・スポーツ心理学、個人心理学(アドラー心理学)。スポーツメンタルトレーニング指導士(日本スポーツ心理学会)取得。2017年より、日本パラリンピック委員会心理スタッフとして、パラアスリートやコーチの心理サポートに従事。東京2020パラリンピック競技大会に向けて複数名の出場選手をサポート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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