内容説明
選手の自立を促し、目標を達成させるにはどうすべきか?JOC情報・戦略プロジェクト委員の著者がコーチングの本質を明かす。
目次
第1章 コーチング哲学を考える鍵(失敗を恐れない精神;コーチの語源に見る指導者の役割 ほか)
第2章 コーチングの指針を考える鍵(勝たせたコーチ、育てたコーチ;競技者の成長に合わせた指導スタイルの変化 ほか)
第3章 コーチングの方法を考える鍵(向上を約束する論理的プロセスの構築;世界で戦うための資質とは ほか)
第4章 練習を考える鍵(練習の構成を考える;ゲームのように練習を組み立てる―ゲーム・ライク・プラクティス ほか)
第5章 コーチングの科学と情報を考える鍵(向上のための科学的アプローチ;医・科学現場の知見を反映させるための方策 ほか)
著者等紹介
河野一郎[コウノイチロウ]
1946年東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。筑波大学体育科学系教授。日本オリンピック委員会理事。日本ラグビーフットボール協会理事。前日本ラグビーフットボール協会強化推進本部長。日本アンチ・ドーピング機構理事長
勝田隆[カツタタカシ]
1957年9月27日、埼玉県生まれ。1976年埼玉県立熊谷工業高校卒業、1981年筑波大学体育専門学群卒業。現在、仙台大学助教授。コーチング学やスポーツ情報戦略を専門とする。ラグビー高校日本代表監督や19歳以下日本代表および23歳以下日本代表のコーチを経て、1997年より2000年まで日本ラグビー協会強化推進本部テクニカル・ディレクターとして、ラグビーワールドカップ(’99年)やアジア競技大会(’98年)に参加。日本オリンピック委員会では、釜山アジア競技大会日本選手団本部員(’02年)アテネ五輪対策特別委員会委員(’02年~)、情報・戦略プロジェクトサブリーダーなどの任にあたる。日本ラグビーフットボール協会では、現在、コーチング委員会委員、医・科学委員会副委員長、レフリー委員会委員を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。