目次
1 現代英語の標準発音
2 音声器官と音の分類
3 母音
4 子音
5 音の連続
6 アクセント
7 イントネーション
8 音素
9 綴り字と発音
著者等紹介
竹林滋[タケバヤシシゲル]
1926年東京都浅草生れ。1948年東京外国語学校英米科卒業。1953年東京大学英文科(旧制)卒業。1958年同大学文学部大学院(旧制)を満期修了。現在、東京外国語大学名誉教授
斎藤弘子[サイトウヒロコ]
1960年東京都生れ。1982年東京外国語大学英米語学科卒業。1985年同大学院外国語学研究科修士課程修了。1993年英国University College London音声学・言語学科修士課程修了。現在、東京外国語大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
8
英語の音声学入門書の定番で、2008年の新装版からCD付きになった。母音と子音の発音、アクセント、イントネーション、綴り字と発音の関係など、英語を正確に発音するうえで必要な情報がだいたい網羅されている。網羅的な分、一気に全部理解して使いこなせるようにするのはけっこう大変なので、CDで練習しながら少しずつじっくり進めたほうがよさそう。本書を難しいと感じた人には神山孝夫『脱・日本語なまり』(大阪大学出版会)がおすすめ。平易な日本語で日本人の発音のクセとその改善法がまとめられている。2012/08/17
Saiid al-Halawi
3
IPAの発音記号がのっけから一切の説明なしで出てきたりして音声学の知識前提な難解さはあるけど、CD付きで英語の勉強が色々と捗る。正規の訓練受けた人にはものすんごい良書なんだろうなコレは。2014/01/07
Yoshi
0
3.52010/08/20
稲
0
英語音声学の教科書。世の中にある様々な言語の母音がわかりやすく図式化され、さらに英語の話に限定して語られており、興味深かった。よくある英語の発音本よりも体系的であり、母音間の違いがより明確に成った。2018/08/27