内容説明
水の中で味とにおいは区別できるのか?ブリとアジ、視力がいいのはどちら?釣られた魚のストレスはどれくらい?魚たちの「行動」と「心」を知るための一冊。
目次
1 魚はどうして群れを作るのか
2 魚の感じる世界
3 魚の学習
4 魚の泳ぎ方
5 魚とストレス
6 釣りのはなし
著者等紹介
有元貴文[アリモトタカフミ]
1951年、東京生まれ。東京海洋大学教授。専門は海や川に生きる動物の行動学、行動生理学。大学院のテーマであった魚の群れ行動についての実験から漁業研究の世界へ入り、魚やエビ、カニ、イカといった漁業で対象とする動物の行動を明らかにするため、泳ぎ方や視覚能力についての生理学的研究を行っている。動物の行動を学ぶことのおもしろさだけでなく、漁業という食料産業の大切さ、そして持続的な生産を行うための基礎となる知識の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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