内容説明
本書は骨粗鬆症研究に最も重要と思われる項目をえらび、それぞれの分野の第一線で活躍されている方々に執筆していただいたものである。内容として定義、病態、危険因子、臨床症状、レントゲン診断、骨量測定、生化学検査、カルシウム摂取、薬剤選択などの問題がとりあげられている。
目次
1 骨粗鬆症の定義と臨床像(骨粗鬆症の定義について教えて下さい。;閉経後骨粗鬆症とはどのようなものですか?;老人性骨粗鬆症とはどのようなものですか? ほか)
2 骨粗鬆症の成因(骨リモデリングとはどのような現象ですか?;内分泌系による骨代謝の調節はどのように行われていますか?;骨代謝に関わるサイトカインにはどのようなものがありますか? ほか)
3 骨粗鬆症の診断(骨粗鬆症診断の方針について内科の立場から説明して下さい。;骨粗鬆症診断の方針について産婦人科の立場から説明して下さい。;骨粗鬆症診断の方針について整形外科の立場から説明して下さい。 ほか)
4 骨粗鬆症の治療(骨粗鬆症の治療適応の決定について解説して下さい。;骨粗鬆症の治療効果判定について解説して下さい。;骨粗鬆症の薬物治療はどのような教えに基づいているのですか? ほか)