内容説明
時は大正、処は日の本。全身に血のような紅い花を咲かせた遺体が相次いで見つかるという「血花事件」が巷を騒がせていた。診療所で働く、天涯孤独の少女・歌那は忙しくも充実した日々を送っていたが、思わぬ形でその事件に関わってしまう。そこで出会ったのは、紅の髪と琥珀の瞳を持つ美しいあやかし・永椿。これを契機に、歌那の日常は変わり始め、やがて帝都を揺るがす大事件へと繋がっていき―!?「嫁にくればいいだろ。…俺のところに」運命に翻弄された少女が「平穏な日常」を取り戻すために奮闘する、愛の物語。
著者等紹介
響蒼華[ヒビキアオカ]
2021年から執筆活動開始。『大正石華恋蕾物語 贄の乙女は愛を知る』で「アルファポリス第5回キャラ文芸大賞」恋愛賞受賞。改稿を経て出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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