出版社内容情報
昭和9年、東京もいよいよ盛夏。ハナは令子さんに頂いたラジオで新しい習い事を始めたり、夏の厄介者・蚊に悩まされたり、冷やし珈琲を体験したりと、充実した日々を過ごします。ある日、女学生・萬里の誘いで海水浴にでかけることに。早速、水着を用意して、ハナにとって初めての海へ赴くのですが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモングラス
60
ラジオで水泳を学ぶハナちゃん。海水浴にも出かける。この頃の海水浴ってこんな感じだったんだとか、ラジオでいろいろ勉強していた時代だったことなど、手紙の素晴らしさも、すべてよかった。2025/03/29
たかこ
38
あぁ、あっという間に４巻。５巻が出るのが待ち遠しい。女中が学ぶということ、そもそも女子が学ぶというのは難しい時代、先生が気をつかってくれるところがやさしいね。でも、畳の上での水泳法、難しいよね。2023/09/07
ホシナーたかはし
27
はなちゃんの盛大なテレ顔がほほえましい。先生の旦さんの話は、あまり掘り下げないで、ちょこちょこ入るくらいが本作にとって丁度いいのかもしれません。2023/08/25
水渕成分＠小説家になろうカクヨム
27
本当にこの瞬間が永遠に続けばいいのにと思います。2023/08/20
ozoz
26
二人の海水着。それぞれ良き。ハナちゃんの表情が豊かになってきた。蚊に刺されてるのたまらん。2024/06/22
