内容説明
企業の組織やスポーツのチームは、メンバーや時期によって全く別の顔を持ち、実力や特性も異なる―このチームの不思議を、ラグビー日本代表キャプテンとして、そして120年の歴史を持つオックスフォード大学の「歴代ベスト15」として常に考え続け、勝ち続けるチームを作る要諦を獲得した著者。こうした「常勝のワンチーム」が、企業でも社会でも強みを発揮するのは、理の当然である。世のビジネスマンや指導者にとっては、まさにコーチングのバイブル!!
目次
まえがき―二〇一九年と一九八九年のスコットランド戦を考える
第1章 チームビルディング―メンバーの長所を生み出す技術
第2章 ロッカールーム―集中する技術
第3章 キックオフ―心に火を点ける技術
第4章 タックル―恐怖心を取り除く技術
第5章 ハーフタイム―チームと自分を再検証する技術
第6章 アタック―攻勢に出る瞬間を見極める技術
第7章 サインプレー―チーム全体の強みを探す技術
第8章 ファンクション―ライバル競い自分を磨く技術
あとがき―コロナ禍が教えたチームの本質
著者等紹介
林敏之[ハヤシトシユキ]
1960年、徳島県に生まれる。13歳からラグビーを始め、徳島城北高校、同志社大学を経て、神戸製鋼に入社。神戸製鋼では中心メンバーとして7連覇の偉業を達成する。また、ラグビー日本代表を13年間務め、第1回・第2回ラグビーワールドカップに出場。同志社大学、神戸製鋼、日本代表では、キャプテンも務める。さらに、1989年から留学したイギリスのオックスフォード大学ではケンブリッジ大学との定期戦にも出場し、いわゆる「ブルー」の称号を獲得。120年の歴史を持つ「オックスフォード大学歴代ベスト15」にも、海外出身者として初めて選出される。NPO法人ヒーローズ理事長、株式会社MARUプロ代表、株式会社ヒガシ21顧問、東京エムケイ株式会社取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。