内容説明
自分を偽らずに生きる“愚禿が心は、内は愚にして外は賢なり”、ともに幸せになる道を見つける“証といふは、すなはち利他円満の妙果なり”、偶然の出会いに感謝を“たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ”―一途に念仏の道を歩んだ親鸞聖人の言葉。
目次
第1章 自分と向き合う言葉(自分を偽らずに生きる;善悪は誰にも判断できない ほか)
第2章 悩みから抜け出す言葉(勇気を持って新たな道を進む;心に迷いがあるときにははからいを捨て、他力の道を進め ほか)
第3章 人とのつながりを感じる言葉(弟子も、ともに歩む仲間である;この世に生きる人は皆つながり合っている ほか)
第4章 心を強くする言葉(自分の弱さを抱えて生きる;どんな修行もできない我が身には地獄以外の住処が見当たらない ほか)
第5章 あるがままに生きるための言葉(理屈では説明できないものがある;いつも見守ってくださる力がある ほか)
著者等紹介
釈徹宗[シャクテッシュウ]
相愛大学副学長・人文学部教授。宗教学者。浄土真宗本願寺派如来寺住職。NPO法人リライフ代表。宗教思想や宗教文化の領域において、比較研究や学際研究を行っている。論文「不干斎ハビアン論」で涙骨賞(第五回)、著書『落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する』で河合隼雄学芸賞(第五回)、また仏教伝道文化・沼田奨励賞(第五十一回)を受賞している
臼井治[ウスイオサム]
日本画家、日本美術院特待。愛知県立芸術大学大学院美術研修科修了。師は片岡球子。愛知県立芸術大学日本画非常勤講師、同大学法隆寺金色堂壁画模写事業参加を経て、現在は朝日カルチャーセンターなどで日本画の講師を務める。また、国内のみならずリトアニア、台湾など海外での個展も開催。近年は、寺社の障壁画、屏風画を手掛けるなど、日本古来の伝統的技法を駆使し多岐に渡り活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちさと
大先生
狩野川浩介