出版社内容情報
保健・医療・福祉・教育・経済・法律等，生活に密接した学問を融合。当事者主体の実践に根ざし，連携と協働を求めた学際学融合的な保健福祉学。その理論と方法論，具体化する手段と技法を整理。国際的動向と実践状況，今後の展望について論じる。
目 次
まえがき
第1部 理論編
第1章 保健福祉学とは何か
1節 保健福祉学の理念
2節 保健福祉学のあゆみ
3節 保健福祉学と制度
4節 システム科学としての保健福祉学
第2章 保健福祉学の理論と方法
1節 保健福祉職と専門性
2節 保健福祉支援におけるケアマネジメント
3節 保健福祉支援における組織経営
4節 保健福祉支援におけるコミュニティ・エンパワメント
5節 保健福祉支援の評価と研究の方法
第2部 実践・展望編
第3章 保健福祉支援による問題解決
1節 研究は現場の問題解決に役立っているか
2節 保健福祉政策における当事者主体の欠如
3節 コミュニティにおける問題解決的研究手法としてのアクションリサーチ
4節 アクションリサーチの展開
5節 アクションリサーチとコミュニティ・エンパワメント
第4章 親子を支える保健福祉
1節 格差と親子の健康
2節 児童虐待予防の取り組み
3節 親のメンタルヘルスと親子支援
4節 非行立ち直り支援の取り組み
5節 思春期における不登校児童生徒の支援
6節 いじめ防止に向けた取り組み
7節 医療的ケアを必要とする子どもと親の支援
8節 DV被害者とその家族への支援
9節 働く母親への支援
第5章 高齢者を支える保健福祉
1節 高齢者虐待防止に向けた実践
2節 認知症高齢者の地域生活継続に向けた支援
3節 ひとり暮らし高齢者への支援（渡辺裕一）
4節 高齢者の健康の維持増進
5節 高齢者の口腔保健
6節 介護予防に向けた実践
第6章 障害児者を支える保健福祉
1節 障害者の地域移行・地域定着に向けた支援
2節 リハビリテーション
3節 福祉用具による支援
4節 障害者の就労支援
5節 障害のある子どもと家族が直面する課題とその支援
6節 高次脳機能障害者の就労支援
第7章 生活困難を支える保健福祉
1節 子どもの貧困における課題と支援
2節 ホームレス支援から考える
3節 自殺予防対策
4節 災害とメンタルヘルス
第8章 難病等の患者を支える保健福祉
1節 HIVの予防と患者の支援
2節 難病患者の生活の支援
3節 がんを支える保健福祉
第9章 保健福祉学の国際的動向と実践
1節 保健福祉学の国際的動向
2節 開発途上国における保健福祉実践と国際保健
3節 パレスチナ難民のいのちと健康：国連パレスチナ難民救済事業機関の地域ケア
座談会：保健福祉学の展望
引用・参考文献
索引
目次
第１部 理論編（保健福祉学とは何か；保健福祉学の理論と方法）
第２部 実践・展望編（保健福祉支援による問題解決；親子を支える保健福祉；高齢者を支える保健福祉；障害児者を支える保健福祉；生活困難を支える保健福祉；難病等の患者を支える保健福祉；保健福祉学の国際的動向と実践）
