動物たちの江戸時代

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  • サイズ 46判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766430288
  • NDC分類 482.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「犬が独りでお伊勢参りに行ったって? そりや愉快、べらぼうだい!」

江戸時代、人と動物たちはどのような関係であったのか?
西洋文化が流入する以前の日本人と動物たちとのかかわりを、古文書読みに長けた動物好きの専門家たちが描く。
犬、牛、馬、鹿、猪、鷹、鶴、猫、鳥、獺、熊、鯨……。江戸時代の動物たちが勢揃い! 狩る、食べる、愛でる、働いてもらう、薬にする、旅に行かせる……など、実に様々な人と動物たちの関係を古文書や浮世絵などから読み解き、動物とともにある日本人の姿が浮き彫りに。

動物愛護やアニマルウェルフェアを考える上でのヒントも満載!
有名な「生類憐みの令」は江戸時代の人々をどう変えた? 現代と同じようなペットブームがあったって本当? など 知っているようで知らない意外な話も続々。多彩な文化が花開いた江戸時代は、動物たちを通して見ても、とっても面白い! 

内容説明

江戸時代、人と動物たちはどのような関係であったのか?西洋文化が流入する以前の日本人と動物たちとのかかわりを、古文書読みに長けた動物好きの専門家たちが描く。

目次

第一章 犬の江戸時代
第二章 牛と馬が支える江戸時代の暮らし
第三章 狩られる鹿・猪たち―徳川将軍の「鹿・猪」狩り
第四章 鶴と鷹の江戸時代―徳川将軍と「御鷹之鶴」
第五章 江戸のペットビジネス
第六章 薬となった動物たち
第七章 鯨と江戸時代人

著者等紹介

井奥成彦[イオクシゲヒコ]
慶應義塾大学名誉教授。1980年慶應義塾大学文学部卒業、1986年明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(史学)。九州大学石炭研究資料センター助手などを経て2006年より慶應義塾大学文学部教授、2023年より同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

25
江戸時代の動物というと「生類憐れみの令」を想起するが、動物への愛情が具現化され(ペット化、ブリーダーの誕生)、動物倫理、動物福祉(育て方指南書、供養塔)が芽生えた時代でもあった。本書は、江戸時代の人と動物との関わり合いを多方面に取り上げ考察したもの。主人の代わりに伊勢へ参拝する「おかげ参り」の「おかげ犬」を、土地土地の見知らぬ人たちがリレー方式でお世話し、帰宅する頃にはおかげ犬のお財布が逆にほくほくしていた事も少なくなかったとか。経済的にも心の面でもゆとりが出来たことの現れかな。獣肉食研究も面白かった。2025/06/09

りょうみや

19
江戸時代といっても265年と長い。初期から後期へと少しづつ動物愛護の意識も高まっていったのがよく分かる。生類憐みの令もきっかけだけど、少しづつ生活が向上していったのも大きい。特に犬が単独で多くの人の助けを借りながら伊勢参りをしていたというのにびっくりする。ペットの他にも、狩り、食、見世物など多面的な話題が詰まっている。学術書に近い内容。2025/07/12

わ!

6
昨今解釈が変化してきている「生類憐れみの令」などの情報も読めて面白かった。犬や猫に関しては、他にも研究本が出ているが、その他の動物と日本人との関わりについてはほとんど知らなかったので楽しい。この本に無い記事として「生類憐れみの令」以前には、犬は食用になっていたとこの本にも書かれているが、なら現代に伝わっている秋田犬や柴犬などの品種はいつ頃からできたのだろうか?…と言う疑問に対する回答や、関西圏にある牛を中心とした祭(牛祭や献牛祭)などの情報も欲しかった。これらの情報は、また別の本で探すとします。2025/07/04

るなたん

2
富山県水墨画美術館「どうぶつ百景」(2022年パリ「江戸東京動物たちとの暮らし展」凱旋帰国展)の鑑賞前に予習。動物好きにはたまらない本です。資料も充実して知識の幅も広がりました。興味深かったのは「生類憐みの令」「馬」「ペットビジネス」「薬となった動物たち」「鯨」2025/08/11

どん

1
慶応義塾大学で開催された「動物たちの江戸時代」の展示を先生方が読み物として執筆された本。学術的で素人には難しい内容だが、国会図書館や慶応義塾大学所蔵の書籍や絵画も掲載されており、イメージがつかみやすい。 江戸時代から犬や猫はペットとして飼われていたし、飼育マニュアルや墓を作ったりしていたそうだ。 生類憐みの令の時代背景や馬と牛、捕鯨、獺の薬効など、日本人が動物たちとどう付き合ってきたが分かる。将軍といえば鷹狩だが、ほとんどは家光と吉宗。知らないことが多かった。2025/08/15

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