内容説明
発達に課題のある子どもを適切に支援するためには、まず「知る」ことが大切である。発達に課題のある児童の特性とは?その特性に応じた指導・支援とは?通級指導教室とは?発達に課題のある児童の保護者との連携とは?学級の子どもたちとの関わりをどう指導すればいいのか?インクルーシブ教育システムとは?事例を中心に、具体的に分かりやすく解説した本!
目次
第1章 発達の課題が気になり始めた頃のこと―みんな違ってみんないいというけれど(学級担任として;先生、はじめまして;小学校生活の中で;何かおかしい?うちの子、発達障害?)
第2章 発達に課題を感じる児童を支えるために―保護者や担任が実践するとよいこと(理解と支援を求めて;発達に課題を感じる児童への支援と指導の実際;Aの葛藤と成長;よりよい教師と保護者の連携とは)
第3章 可能性を高め、未来を切り拓くために―発達に課題を感じる子どもをよりよく支援する方法(一人で抱えないネットワークづくり;子どもの可能性を伸ばす環境を求めて;子どもの安心や可能性を高める学校の対応とは;保護者から支援員へ;学校の支援体制とチーム学校;周りが変われば、子どもは変わる!)
終章 あなたに贈るメッセージ(保護者から保護者へ;元教師から保護者へ;保護者から教師へ;この本を手にしてくださったみなさんへ)
著者等紹介
齋藤澄子[サイトウスミコ]
前、和光大学現代人間学部教授、現、非常勤講師(兼)教職アドバイザー。埼玉学園大学非常勤講師、星槎大学特任講師。横浜国立大学教育学部教育学科卒。上越教育大学大学院学校教育研究科教育経営コース修了。教育学修士。小学校教諭、教育委員会指導主事、学校管理職を経て現職。所属学会等:日本LD学会、日本特殊教育学会、教育実践学会、初年次教育学会、日本教材学会、日本行動教育研究会。研究テーマ:「通常の学級における発達に課題を感じる児童への指導・支援のあり方」「発達障害児の保護者支援」等の実践研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。