内容説明
第二次世界大戦中、ヒトラードイツに支配されたプラハ。この美しい街で青年時代を生き抜いた文学史家による、個人史を含む同時代のチェコ人文化の史録。
目次
第1章 占領の日(大統領ハーハのベルリン行;エミル・ハーハ:裁判官と大統領 ほか)
第2章 占領の始まり:一九三九‐四一年(新鮮な花;コンスタンティン・フライヘル・フォン・ノイラート:非適材非適所 ほか)
第3章 テロとレジスタンス(ラインハルト・ハイドリッヒ、プラハ着任;保護領のジャズ ほか)
第4章 保護領の終焉(K.H.フランク:成り上がり者;ビロードのヘアバンドをした少女(個人史) ほか)
著者等紹介
山下貞雄[ヤマシタサダオ]
1950年熊本県生まれ。1976年京都大学文学部卒業。1986年京都府立医科大学卒業。現在はフリーの産婦人科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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