内容説明
南信州の農村に今なお息づく信仰の伝統。
目次
1 蟹沢集落
2 石仏に込めた祈り(四国八十八ヶ所霊場巡拝塔(八十八観音)
百体庚申塔 ほか)
3 今に残る民間信仰(産泰講;庚申講 ほか)
4 伝統行事から(小正月の諸行事(どんど焼き・穂垂様)
彼岸会(お中日の供養) ほか)
5 手良の歴史から(奪われた山林―手良沢山の民有林奪回闘争;野口八幡社と「やっちょろ」の狂騒 ほか)
著者等紹介
宮原達明[ミヤハラタツアキ]
1942年、長野県上伊那郡手良村(現伊那市手良)に生まれる。早稲田大学卒業後、高校の社会科教師として各地で勤務。平成15年、県立上伊那農業高等学校長を最後に退職した。退職後は農業に従事し、その傍ら伊那市立手良公民館長、『手良誌』編集副委員長などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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