人生は残酷である―実存主義(エリート)の終焉と自然哲学への憧憬

個数:
電子版価格 ¥1,447
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

人生は残酷である―実存主義(エリート)の終焉と自然哲学への憧憬

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2018年12月13日 13時52分現在)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■ご注文当日 (午前0時~午前10時30分までのご注文)
     または
    ■ご注文翌日 (午前10時31分~午後11時59分までのご注文)

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434231834
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

森神逍遥氏のロングセラー『侘び然び幽玄のこころ』に続く待望の新刊! 青春を生きる若者たちに一読をお勧めします。哲学書がお好きな人も苦手な人も、池田晶子氏らの本の愛読者も、或いは、人生を模索する方、団塊世代の方々にも、是非読んで頂きたい1冊。今までにない庶民のための哲学と社会批評が載っています。特に〈自分〉への言及は難問中の難問で、人類の大半が一生思考することのない内容です。果たして〈自分〉や〈意識〉とは自覚される知覚と同一とは言えないのではないか―。この問いの解は実に難しい!「人生は二つの事で貫かれている。それは〈自分〉の解明であり、〈人生〉の完成である。前者なくして後者は成立しない。そして後者は、決してカルトイデオロギーを求めることではないことを伝えたかった。生きることはもっと平和で心豊かなことだ。決して闘争を仕かけることではない。人は豊かな人生のために他者と戦うのではなく、自己を極める方向へ向かうべきである。」〈まえがき〉より。社会批評でありながら、読者に〈自分〉や「人生」について思考させずにはおかない「真に生きる」ことを求める人のための1冊である。

目次

序章 人生は残酷である(自然哲学に生きる)
第1章 自然哲学への憧憬(“私”との出遇い;“死”という宿命;“自分”とは何か ほか)
第2章 思考は正しいか(言論は嘘を吐く;トランプ騒動の本質;現実という名の真実 ほか)
第3章 実存主義の終焉(日本における左翼思想の台頭と混乱;全学連主流派の回想;サルトルが日本に与えた影響)

著者等紹介

森神逍遥[モリガミショウヨウ]
福岡生まれ。文筆家。思想家。実業家。中・高とミッションスクールに通い、キリスト教教育を通して西洋思想に親しむ。高校卒業後、しばらく精神の放浪にて見聞を広めた後、立正大学仏教学部入学。昭和54年度卒。卒論は『龍樹研究』で空観に於ける異蘊の解明を論じた。業界紙記者などを経て現在に到る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

『侘び然び幽玄のこころ』で日本の美しくも厳しい精神哲学を解き明かした著者が、「生きること」の本質と<自分>という存在の根源的命題を問う。人類73億人のほとんど全員が一生考えることなく終わってしまう人間の根源的命題<自分>について考察する。
さらに現代社会の成り立ちを読み解き、人としての生き方を問う。

池田晶子氏や中島義道氏や永井均氏らの意識論を批判的に分析し、現代哲学の在り方に疑問を呈しながら、新たな哲学の必要性を提示している。
著者が一貫して言わんとすることは、エリートと言われる人たち即ち学者や評論家あるいは一流企業人や官僚たちが、ただそれだけでエリートとして通用している事への懐疑、政治家の器と視野の狭さに対する批判である。
彼らからは、世界は心豊かな社会へとはなりえないことを指摘している。

後半では日本人のこれからの未来との関りについて深く鋭い視点に目を醒まされる!

特に戦後思想界をリードしてきたサルトル実存主義の日本知識人への絶大な影響とあまりに酷い後遺症、そして、マスメディアに支配され続ける無思考な国民への警鐘が鳴らされている。

さらに戦後日本の知識人を衝き動かし、いまもエリートに浸透するマルクス思想。
そして、「自由に生きよ! 」「行動せよ!
」と呼びかけたサルトルに日本の全知識人が影響された事実を否定することはできない。戦後日本人は、進歩的に映ったこの思想に支配され、今もマスメディアや教育の現場を支配し続ける。しかし、それは無思考のままに未成熟な外来思想に追随した愚行に過ぎなかったのではないか。
したり顔で、単なるイデオロギー的偏見や感情論を垂れ流すテレビのコメンテーターたち。
ヒステリックにトランプ大統領に反対する知識層と一般大衆。実は全てが情報操作でしかない。
「戦争反対、差別反対」を声高に叫ぶ<善意の人たち>という暴力的カルトイデオロギー集団。
誰もが自分の頭で考え、自分の言葉で意見を発していると思っているが、その全てがカルトイデオロギーと無思考の産物でしかないと著者は説く。

そして、著者は読者に問いかける―。
「人が考えるということ」「思索すること」とはどういうことなのだろうか。
そして「自分の人生を生きる」とは。
さらには、「自分」が「存在する」ということの本質は何だろうか、と問い直す。

「自分」はなぜ、<自分>なのか―。

高き理想を目指し、いま目の前にある現実を前向きに生きる―
この一見矛盾する事柄を止揚統合してこそ、真に生きるということであり、人にはその課題が与えられていると著者は説く。そのためには、自分の頭で思考し、自分の足で人生を切り拓くしかない、と著者は語り掛けてくる。
社会批評でありながら、読者に<自分>や「人生」について思考させずにはおかない「真に生きる」ことを求める人のための1冊である。



目次

序章 人生は残酷である
 自然哲学に生きる
   人生は残酷である
   生命のやりとり
   幼児期に性格が決定する!
   未来人類は有機AIに滅ぼされる
   人生の葛藤
   自分の人生とは

第一章 自然哲学への憧憬
 〈私〉との出遇い
   自分はなぜ〈私〉なのか
   果たして〈私〉とは何者なのか―
   16歳の帰結〈総体の私〉
 〈死〉という宿命
   生きるとは何か
   分析としての〈死〉
 〈自分〉とは何か
   どこまでが自分の意識か
   もう一つの自分〈肉体〉への違和感
 空間とは何か
   錯覚としての実在
 時間とは何か
   時間は存在しないのか
 分析哲学を考える
   伝統哲学への拒絶
 〈意識〉とは何か
   池田晶子の考察
   池田晶子の誤解
   もっと面倒な話
 知識人(エリート)の限界
   子どもの声は騒音か天使の声か?
   哲学と現実との乖離
   宮沢りえの罪の原理
   独自性への挑戦
   西洋哲学は創造者を認めている
   NY大学現役教授たちの見解
   哲学の根本命題は二つ
   東洋哲学の超越
 現代の象徴〈実存主義〉
   サルトル主義の蔓延
   人生は不条理か
 〈実存〉は〈本質〉に先立つ
   実存に見る神の否定と孤独
   サルトルの屈折とアンガージュマン
 大道思想としての〈自然哲学〉
   〈自然哲学〉の提唱

第二章 思考は正しいか
 言論は嘘を吐く
   世論はマスメディアによって統制されている
   小学校教師の児童支配
   卒業文集に「自衛隊は違憲」を強制した担任
   正しい眼
   豊洲問題の本質
   無思考の哀れ
   自然哲学に立脚すべし
 トランプ騒動の本質
   リベラリストの謬見
   陰の支配者
   2017年1月20日 トランプ大統領就任演説
   2017年1月10日 シカゴ・コンベンションセンター
             におけるオバマ大統領退任演説
 現実という名の真実
   オバマ大統領も多くの民間人を殺害した
   オバマ大統領は爆弾魔だった
   自然哲学に還れ
 オバマ政権の日本叩きの不条理
   米民主党の親中嫌日政策
 アメリカに支配される日本―
  田中角栄失脚に見る国民の無思考
   田中角栄の魅力
   何が問題なのか
   「誇り」とニセの民主主義
   祖国の有難さ
   イスラムの自己責任と欧米の謝罪が必要
   レイシズムということばの力
   アメリカの危機
   感情的理性
 左翼活動家の矛盾
   純粋な活動者たるべし
   戦後日本人の支柱の喪失
 中韓の中傷に言挙げしない日本人の屈折
   政府・歴史学者の無責任
   朝日・毎日新聞の捏造記事
   在日の存在と日本人の無思考
   産経新聞の孤軍奮闘が日本の名誉を支えている
 韓国の捏造とユダヤ人の反発
   世界は自分の正義を主張するの例
   カナダ・イスラエル友好協会からユネスコへの意見書
   韓国人の特徴と友情の回復!?
 人は何をもって判断の基準とするのか
   自我の錯覚
   親子の情
   時代背景の理解
 恐怖の服従の心理
   ミルグラムの電気ショック実験

第三章 実存主義の終焉
 日本における左翼思想の台頭と混乱
   学生運動の原点
   もう戦後とは言わせない
   公職追放21万人
   「日教組」の誕生 「総評」から「連合」へ
   ソビエトの崩壊と朝日新聞の変質
 全学連主流派の回想
   1960年6月15日雨
   田原総一朗の告白
   自衛官と警察の子の悲劇
   カルト集団化していた総評
 サルトルが日本に与えた影響
   サルトルの来日
   知識人のサルトルへの傾倒
   知識人とは何か
   教育の現場からイデオロギーを取り除くことが最優先課題である
 あとがき


<まえがき>より
一章から二章、三章への展開は読者にとって思いもしない内容だと思うが、すべてはつながっている。逆に言えば、こういう書き方は私にしかできないように思う。一見無縁の事柄に感じられるが、形而上学的存在としての人と形而下学的現実を生き抜かなければならない人の矛盾と葛藤と昇華という弁証法的思考を語っている。
人生は二つの事で貫かれている。それは〈自分〉の解明であり、〈人生〉の完成である。前者なくして後者は成立しない。そして後者は決してカルトイデオロギーを求めることではないことを伝えたかった。生きることはもっと平和で心豊かなことだ。決して闘争を仕かけることではない。人は豊かな人生のために他者と戦うのではなく、自己を極める方向へ向かうべきである。
人は崇高で深遠な思いと同時に、地に足を着けた現実という生き様を矛盾することなくやりこなしていかなくてはならない。それはなかなか骨の折れることではあるが、「やる」という選択しか人類には与えられていないと私は思う。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件