内容説明
異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた―。海上決戦に勝利し、港湾都市マルベリーに上陸したバルド。そこに間髪いれず、トリストヴィー公国の大軍が地上から侵攻してくる。四人の「王門」持ちを擁するバルドの軍勢は陸戦でも優位に立つが、王門を敵視する教会が秘密兵器を投入し、戦局は一変してしまう。かつて獣人族の国を滅ぼした「聖遺物」の登場―時を同じくして、アントリム領に残る双子の弟妹にも教会の刺客が迫っていた。トリストヴィーの支配権を巡り、各勢力が激しく火花を散らす!
著者等紹介
高見梁川[タカミリョウセン]
漫画の執筆経験もある根っからの創作家。歴史とファンタジーをこよなく愛する。2008年からウェブ上で小説の連載を開始し、2013年『異世界転生騒動記』でアルファポリス「第6回ファンタジー小説大賞」大賞を受賞。翌年、同作にて出版デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すがやん
18
獣人にとっての真の敵の出現、深まる王門の謎、加速する経済戦争、アンサラー王国からは強敵が。まだまだ色々と大変な状況で、続きが気になる!2017/02/04
こも 旧柏バカ一代
16
王門持ち4人による蹂躙かと思ったら、聖遺物による王門封じによってそれぞれがピンチになってしまう。 戦い慣れてる3人は問題なかったが、若輩のサツキはそうもいかなかった。敵に囲まれて絶体絶命のとき颯爽とバルドが救出。それからサツキの情緒が不安定になるw 元からか?2019/11/06
爺
4
感想は後の巻でまとめて。2019/05/23
TAMA
4
勝てば官軍。どこからが「作戦」で「賢さ」と「卑怯な手」とは?昨今のニュース見ながらつらつらと。2018/05/22
ぺぱごじら
2
トリストヴィーを取り返す戦いは仕組まれたものなのか。一人の策士が一世一代の策を仕込んで罠を張る地を僅か精兵400の軍が往く。2021-162021/02/25