内容説明
学校や職場や家庭のなかで、女性と比べ「俺たちの方が大変だし、むしろ被害者だ!」と思わず叫んでしまったことってありませんか?いま男たちがライフステージのそれぞれの段階で直面する問題をリアルに描きながら、男女が共にフツーに生きられる社会を展望する。
目次
第1章 「ゆれる」男たち―家族相談からみる男性問題
第2章 男子は学校で損していないか!?
第3章 オトコのセクシュアリティが危ない
第4章 生きづらさの根源―ひきこもり問題から考える
第5章 妻はなぜ、夫のがんばりを認められないのか―子育てにおける夫婦の意識ギャップ
第6章 男女ともにフツーに生きられる社会―ジェンダーという視点から考える
著者等紹介
池谷壽夫[イケヤヒサオ]
了徳寺大学教養部教員。博士(社会福祉学)。哲学・教育哲学の視点から、ジェンダー・セクシュアリティと教育の問題、とくに男子問題に取り組んでいる
市川季夫[イチカワスエオ]
名古屋家族相談室長。主に、カップル・カウンセリングなど家族相談を行っている。日本福祉大学、人間環境大学等非常勤講師
加野泉[カノイズミ]
日本福祉大学社会福祉学部非常勤講師。ジェンダー論担当。社会学の視点から、教育と子育てに関わるジェンダー役割意識・規範についての分析をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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