内容説明
科学的経営管理手法とエンタープライズ・アーキテクチュアを活用して不断の構造的改革を進める米国防総省装備調達制度改革の半世紀。
目次
１ ＥＡの意義と役割
２ 国防総省ＥＡの概要
３ 国防総省装備調達制度の課題
４ 装備調達制度改革の歴史
５ 国防総省におけるＥＡの構成
６ ＥＡの活用例
７ 装備調達改革に関する管理手法の概要
著者等紹介
吉本隆一［ヨシモトリュウイチ］
１９５３年福岡県生。北九州高専電気工学科中退。法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位修了、経済学修士。シンクタンク等において海外財政調査（カナダ、ニュージーランドおよびオーストラリアの業績評価手法）、システム分析、インパクト分析、交通量推計・交通計画策定、地域経済分析、事業採算性分析等の調査研究を実施。和光練馬地区立体道路制度整備、道路一体型物流拠点整備構想、総合物流施策大綱（１９９７年閣議決定）における物流高度化事業企画・システム開発・実証実験、ディジタル・タコグラフ型式指定作成、東南アジアにおける物流調査・講座講師等の業務に従事。２０１３年定年退職。個人事業主として活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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蟹
2
米国防総省の装備調達についてどのよう改善の努力が行われてきたかを例に、ロジスティクスに関わる管理技法やシステム工学などを解説している。こういった思考法に長けているのはやはりアメリカだと感じる一方、現状として「国防長官が変わるたびに新たな制度になるので制度改革の実が挙がらない」ということも言われていて、みんなが制度改革に熱心なのも考え物だな・・・という感想。ＰＢＬや長期契約など、日本としてはいいとこ取りを目指したいところ。2017/12/14
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