目次
序章 繊維性コラーゲンの起源と進化
第1章 サメ鰭のエラストイジン―コラーゲン研究事始
第2章 脊索動物(魚類)―酸可溶性コラーゲンの宝庫
第3章 脊索動物(円口類)―1型および2型コラーゲンの誕生
第4章 脊索動物(頭索類・尾索類)―ナメクジウオ、ホヤ
第5章 棘皮動物―ヒトデ、ウニ、ナマコ
第6章 節足動物―カニ、エビ
第7章 環形動物―ゴカイ、ユムシ
第8章 軟体動物―タコ、イカ、アワビなど
第9章 刺胞動物―エチゼンクラゲ
終章 コラーゲンの多彩な構造
著者等紹介
木村茂[キムラシゲル]
1940年東京向島生まれ。1963年東京水産大学製造学科卒業の後、日本皮革(株)(現、ニッピ)でコラーゲン研究の基礎を2年間学び、第1種放射線取扱主任者免状を得る。その後、教務員として東京水産大学に奉職して以来38年間、海洋性のコラーゲンとムチンの研究に携わる。この間、農学博士(東京大学)の取得、米国コネティカット大学ヘルスセンター研究員、東京水産大学教授、東京海洋大学教授(2003年10月1日に東京水産大学と東京商船大学が統合のため)を経て、(株)高研取締役研究所長を2005年に退職する。専門分野は海洋生物学で、平成14~15年度は(株)日本水産学会の副会長を兼務した。東京海洋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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