内容説明
あなたの事業を再生するために。「借入額を大幅に圧縮する法的手続きの進め方」そして、「手早く安定的に売上と利益を確保する事業の作り方」弁護士としては遅咲きながら、これまでに法的手続きによって数々の事業を再生させてきた弁護士と、自分の会社をつぶしかけ、そして復活させた異色のコンサルタント。ふたりの専門家が、それぞれの専門分野について書きました。法的な話にはなじみのない方も多いはずとの配慮から、少しでもわかりやすくなるように、そして、少しでも役立てて頂けるように「ふたりの会話」の形式で進んでいきます。専門家ふたりの会話を覗き見る感覚で、「あなたの事業を再生する方法」について知って頂ければ、こんなにうれしいことはありません。
目次
第1部 事業を再生するための法的手続き(第1章 事業を再生するための法的手続き 民事再生;鈴木のコラム 民事再生手続きによる借入金カットの例 その1―パチンコホール経営会社の場合;鈴木のコラム 民事再生手続きによる借入金カットの例 その2―建設業の場合;第2章 民事再生の手続きの進め方;第3章 民事再生による金融機関のメリット;第4章 いつ相談に行けばいいのか?;鈴木のコラム 民事再生と和義)
第2部 事業を発展させていく方法(第5章 鈴木流「事業の見極め方」;第6章 何のために事業をするのか?;第7章 一條流「手っ取り早く売上を上げる方法」;一條のコラム 手っ取り早く売上をあげるためにダレを狙うか?;一條のコラム お客さんへのセールストークは自分で考えないことが肝心;第8章 心穏やかに事業を伸ばす小手先テクニック;一條のコラム お客さんにインタビューをする手順;第9章 ケーススタディー 家電メーカーS社の場合;第10章 ケーススタディー タイル屋さんの場合;第11章 企業さんを取り巻く状況を考える;第12章 経営者さんの中にある「問題のタネ」;鈴木のコラム お金のケーススタディー―建設会社の場合;第13章 自分の価値を知るために)
第3部 再生に向けて(第14章 『再生させないほうがいい企業』はあるのか?;第15章 弁護士にはこんなことを頼めます(鈴木のケース)
第16章 民事再生に手を付ける前に―個人の再生を早める要件
鈴木のコラム (番外編)個人の再生を早める要件
第17章 あなたの事業は誰の事業か?)
著者等紹介
鈴木典行[スズキノリユキ]
1951年愛知県豊橋市生まれ。名古屋市役所水道局勤務、塾講師などを経て1980年から弁護士として活動。また、税理士会に登録された税理士でもあり、企業の経営についても資金繰りなどの観点、法的な再生手続きの観点の両面からアドバイスを行っている
一條仁志[イチジョウジンシ]
1975年大阪府豊中市生まれ。売上アップ、集客増についてのコンサルティングを提供する会社を含め、出版社など複数の会社を経営する。コンサルタントとしては、コンサルティングの際にまったく専門用語を使わないことに加え、参加者からの笑い声が絶えないことも特徴のひとつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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