内容説明
51人の音楽家が自分の目と耳と頭と心で濾過したうえで自身の体験、勉強法、遭遇した逸話、時代状況を語ってくれたそれぞれの話は、個人史を語りながらモザイク画の色石一片のように、この五十年の演奏史を形成している。
目次
マルチェッロ・アッバード(教育者・ピアニスト・作曲家)
フランチェスカ・パタネェ(歌手・ソプラノ)
ニコーラ・マルティヌッチ(歌手・テノール)
アントン・グワダーニョ(指揮者)
アルベルト・カルラーラ・ヴェルディ(ヴェルディ家の後継者)
レナート・ブルゾン(歌手・バリトン)
アルベルト・クピード(歌手・テノール)
チェチリア・バルトリ(歌手・ソプラノ)
フィオレンツァ・コッソット(歌手・メゾソプラノ)
マリーア・ドラゴーニ(歌手・ソプラノ)〔ほか〕
著者等紹介
アッレーグリ,レンツォ[アッレーグリ,レンツォ][Allegri,Renzo]
イタリア・ヴェローナ生まれのジャーナリスト、作家、音楽評論家。ミラノのカトリック大学社会学科を卒業後、週刊誌「ジェンテ」にて24年間特派員として活躍。また、週刊誌「ノーイ」の音楽・演劇関係の主幹として活躍。1979年イッリカ賞、1981年ヴェルディ金賞、1984年マリカ・カラス賞、1986年ファブリアーノ賞、1991年ジャコモ・チッテリオ賞、1992年マリオ・デルモナコ賞、ディエーゴ・ファブリ賞音楽部門などを受賞。1993年出版の「ピーオ神父の奇跡」はイタリア国内でベストセラーとなった
小瀬村幸子[コセムラサチコ]
東京外国語大学イタリア科卒業。同大学教務補佐官、桐朋学園大学および同短期大学講師を経て、昭和音楽大学教授を歴任。現在東京藝術大学大学院非常勤講師。数多くのオペラ台本対訳、翻訳、字幕などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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