- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
内容説明
幕末明治の浮世絵版画に時代の歴史意識、自然観を読み解く。
目次
語られなかった“過渡期”の日本美術―幕末明治美術への視点
第1部 十九世紀の浮世絵版画における風景主題―風景と時間をめぐって(歌川広重「木曽海道六拾九次」の「時間」;歌川広重と木曽街道の旅;歌川広重と縦絵の風景画;小林清親の光と広重受容)
第2部 十九世紀の浮世絵版画における歴史主題―歴史と空間をめぐって(武者絵の十九世紀―葛飾北斎から歌川国芳へ;武者絵から歴史画へ―歌川国芳における画面拡大の意味;虚構から現実への階梯―月岡芳年「血みどろ絵」のリアリティ;十九世紀歴史画の確立―月岡芳年の『前賢故実』受容)
風景の時間と歴史の空間
著者等紹介
菅原真弓[スガワラマユミ]
1999年学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(哲学)。財団法人中山道広重美術館学芸員を経て、京都造形芸術大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。