夫婦創姓論―選択性夫婦別姓論に代わるもうひとつの提案 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434107726
  • NDC分類 324.62
  • Cコード C0036

内容説明

結婚とは、愛し合った彼と彼女とが対等合併して新しい家族を作る行為である。したがって、結婚した二人は夫・妻のどちらでもない第三の姓を作ることにしよう。旧姓は、個人名称に切り替えて職業生活で使うことにしよう。そのようにすれば、人生の途中で職業生活上の名称が変わらないことと子どもが父親とも母親とも同姓になることとを両立させることができる。

目次

夫婦創姓論とは
高市早苗法案の検討
夫婦別姓は男女平等に資するか
選択制についての考察
人の名称についての新たな体系の構築
夫婦創姓論の内容
夫婦創姓論の思想的背景
ダブルネームについての諸問題
夫婦別姓の歴史認識
夫婦別姓論批判
夫婦墓の勧め
職場と家庭とで名称を使い分けることの不便さ
夫婦創姓論に対する批判的論点についての見解
夫婦創姓論の歴史的意義
資料編

著者等紹介

鎌田明彦[カマダアキヒコ]
1942年生まれ。少年時代を大阪で過ごす。大阪府立大手前高校卒業。1968年3月関西大学二部法学部卒業。在学中に京都府上級経済職採用試験に合格。1968年4月京都府庁に就職。企画管理部企画室企画課を振り出しに京都府に勤務。2003年3月京都府を定年退職。最後の職場は京都府立総合資料館。在職中は男女平等社会の実現と障害者福祉の向上を二大テーマとする。この間自治労運動にも従事。自治労京都府職労委員長、自治労社会福祉評議会全国幹事等を歴任。2004年3月京都府再任用職員を退任。2004年4月社会民主党滋賀県連合幹事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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