内容説明
大陸南西部に位置する小国サンクワール。サフィールとの王権争いに加え、隣国シャンドリスからの侵攻も受けるレイン・ラルファス連合軍。三つ巴の戦いに終止符を打つべく、王女シェルファは自ら危険の中へ飛び込んで行くことに…果たしてシェルファの運命は?レインとジョウの戦いの行方は!?剣と魔法の最強戦士ファンタジー「レイン」シリーズ第4弾。
著者等紹介
吉野匠[ヨシノタクミ]
東京都内にて生誕。「レイン(雨の日に生まれたレイン)」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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加賀ますず
5
そしてサンクワールは誰の手に…。見事シャンドリスの別働隊を完封してみせたレイン軍。しかし相手は未だ敗北を知らぬ神将軍…。いよいよシャンドリス侵攻編もクライマックスで、シェルファ王女やフォルニーア、ジョウなど、様々な登場人物が大きな選択を迫られる。そこで下す決断や、それぞれの覚悟の重さが感じられる一巻。個人的にサフィールとルディックのエピソードがすごく印象的だった。死を前にして最後に自分にできることは何か、馬鹿ばかりしていたサフィールの最後のけじめがどこか清々しくて、美しく思えた。2019/10/03
やんやん
5
サフィールが改心?!してからが良かったな。良き敵は良い話しを作るんだな。でも 遅いよ(>o<) ルディックは良い人だった。レインのそばでも良いくらいの人だった! その後は流してしまった…。ギュンターは好きです。2012/11/21
ネズミ
3
面白かった!何度読んでも楽しめる♪ レイン好き♥︎ サフィールの最後のお願いを聞いてあげるところとか優しすぎる。G.G.Sも良かったなぁ。抱き枕計画、成功してよかったね笑 正直羨ましいよ笑笑2015/12/13
加野桃花
3
レインの戦場での策士ぶりがすごい。サフィール改心するのが遅いよ・・・。同盟も結べましたね。シャンドリスの人たちも意外と好きです。でも一番はギュンターさんの不器用な優しさが一番良かった。2013/06/03
siopop
2
未だまだ全体像は見渡せないけど、一応サフィールは居なくなり国は1つになった。少しづつだけど複線も回収しつつあるし、盛り上がってくる所なのだろうけど、 何か今ひとつ足りない感じがしています、物語はそれなりに楽しいのですけど、何かな~ 心変わりしたサフィールきっとこの後何か劇的な複線があるのだと信じて読んでいたのですが、何もなかった、普通に良い人で終わってしまったのは拍子抜けでした。ここでもう一捻り欲しいと思うのは、読んでいる僕が捻じ曲がっているからなのだろうか・・・2014/04/17