出版社内容情報
池のほとりであったふしぎな白い馬。主人公は、夢か現実かわからぬまま、アルプスをこえ旅していきます。主人公の少年は、池のほとりであったふしぎな白い馬に導かれるままに、アルプスをこえ、オーストリアの美しい街を旅します。そして、ザルツブルグにたどりついたとき、白い馬は、「わたしはこの街で生まれた」と告げます。主人公を芸術の道に導く白い馬とは……。名画を読む絵本。
東山 魁夷[ヒガシヤマ カイイ]
著・文・その他
松本 猛[マツモト タケシ]
著・文・その他
東山 すみ[ヒガシヤマ スミ]
監修
内容説明
「おまえは自分のいく道がわからないのだろう。それを探しにいくのさ」不思議な白い馬に導かれた少年は、馬の背中に乗り、空高く舞い上がり…。東山魁夷の名画と、遺した言葉から織りなされる物語。「白い馬」が初めて登場した作品「緑響く」から40年。東山魁夷研究の第一人者が描く、その「詩と真実」とは―。巻末には解説と実作品も掲載。
著者等紹介
東山魁夷[ヒガシヤマカイイ]
1908年、神奈川県横浜市に生まれる。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科、同研究科卒業。ドイツに留学、西洋美術史を学ぶ傍ら、各国の名作を見て歩く。1947年、日展に出品した「残照」が特選、政府買い上げとなり、これをきっかけに、風景画家としての道を歩み始める。以後、精力的に日本国内、そして北欧・ヨーロッパ、中国各地への取材を重ね、日展を中心に作品を発表、戦後の日本絵画史を飾る多数の名作を残した。1969年に文化勲章受章
松本猛[マツモトタケシ]
絵本・美術評論家、作家、絵本学会会長、ちひろ美術館(東京・安曇野)常任顧問、信州自遊塾塾長。1951年、東京都に生まれる。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1977年に、「いわさきちひろ絵本美術館」(現・ちひろ美術館・東京)、1997年に、「安曇野ちひろ美術館」を設立。同館館長、長野県信濃美術館東山魁夷館館長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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麦ちゃんの下僕
やま
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