内容説明
地球にある魂は、これからどのような世界へ向かっていくのか―その、はるかな遠い未来に、何が待っているのであろうか―。果てしなき過去から、果てしなき未来へ、そして過去も未来も同時に存在する場所へ―。「遠い未来の思い出」が、よみがえる。
目次
1 「無限」の感覚
2 世界の開け、“こころ”と世界
3 「私」と魂、そして宇宙叡智
4 世界はいかにして生成するか
5 阿頼耶識と“イデー”、そして地球について
6 「地球の魂」からサイキックの話
7 さまざまな世界領域について
8 “より高きものたち”への予感
9 宇宙叡智の旅路と神的エネルギー
10 愛と宇宙
著者等紹介
菅原浩[スガハラヒロシ]
1959年、埼玉県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、長岡造形大学助教授。表象文化論、神話学、比較宗教論などを研究。現在は、「聖なる知」の立場を復興させることをめざし、霊性的思想の現代的再創造に取り組んでいる
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感想・レビュー
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やっとこさ読み終わった。疲れました。重要な本です。大変重要な本だと云えます。ただ、書き方に問題がある。もうあまりにまどろっこしくてまどろっこしくて悲鳴をあげながら読みました。最後にちょっと開放感がなくもないけど、それまでがしんどい。しんどすぎる。で、対話形式であるんだけどこれがほとんど著者と思しき人物の得意げな独白。これがほんとナルシスティックでなんともアレなんだよね・・・。そういうのをそぎ落とせない人なんだろうなぁ・・・。まあしょうがないんだろうけど。ただそれでも重要な本ではあります。はい。2011/04/10
垣内美希
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万里子に語らせた霊的な体験を先に書いてくれればなぁ…。多分それを哲学的宗教的思想的に整理して位置付けして説明する為の本…かな?2013/07/17
KOSA
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僕の中では何度も読み直すべき本。そして読み直すたびに、「思想に証明はなく、ただその思想を生きた時に、どのような<実り>がそこにあるかという点のみにこそ、思想に価値はある」ということを意識させられる。
豪力春太
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対話形式で読みやすい。再度読みたいと思う。2008/11/07
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