出版社内容情報
《内容》 本書は,読者の間で高い評価を得た原著最新版の翻訳である.著者らはまず,心身医療に必要な基礎知識を述べ,次に,具体的な症状を挙げながら,心身症の基本理論を実際の治療に応用していく.患者治療のための,患者と医師の話合い,バリント・グループ・ワーク,家族療法等の幅広いアプローチが述べられている.本書は実際的治療に基づいた患者へのアプローチを解説しており,基本的な心身症医療の入門書となるだけでなく,実際的な実用書として最適な一冊である.
内容説明
国際バリント集会(アスコーナ、スイス/WHO公認)の主催者、ルーバン‐プロッツァによる心身医療のすべて。
目次
1 心身医学の前提条件
2 心身症
3 精神自律神経症候群
4 機能的性障害
5 歯科領域の心理的、心身医学的側面
6 人生の後半期にいる心身症患者
7 予後の悪い腫瘍患者
8 不安の種々相
9 仮面うつ病
10 患者への心身医学的アプローチ
11 治療の基本
12 精神薬物療法