内容説明
「これはおどろいたな!おちびさん、ずいぶんながいたびをしたんだね。きみこそほんもののふねだよ!」せんちょうがかんしんしていいました。それをきいて、おふねのむねがぎゅっとなりました。「えっ!?ぼくがほんもののふねだって?」
著者等紹介
アロムシターム,マリーナ[アロムシターム,マリーナ] [Aromshtam,Marina]
1960年モスクワ生まれ。元教師で、現在は作家、ジャーナリスト、教育研究家として活躍しており、子どもの本に関するインターネットサイト「パプマムブック」の主任編集者でもある。児童文学作品により、A.N.トルストイ国際児童文学賞(2011年)、コルネイ・チュコフスキー賞(2020年)などを受賞。「ホワイト・インブンズ」にも選定されている。本書『ちいさいおふねのぼうけん』はモスクワ国際書籍市Non/fiction児童書部門のトップリストに入るなど、高い評価を受けた。日本での出版は本書が初めて
セムィーキナ,ヴィクトーリヤ[セムィーキナ,ヴィクトーリヤ] [Semykina,Victoria]
1980年モスクワ生まれ。イタリアのボローニャ美術アカデミーを卒業し、現在、ボローニャで挿絵画家、イラストレーターとして活動している。これまでにロシア芸術アカデミー金賞(2004年)、ナミコンクール・グランプリ(2021年)など多数の賞を受賞。本書『ちいさなおふねのぼうけん』の挿絵により、クラウス・フラッグ賞(2018年)、北京国際ブックフェア・イラストレーション展審査員賞(2019年)を受賞している。趣味は世界中を旅すること。日本での出版は本書が初めて
藤原潤子[フジワラジュンコ]
神戸市外国語大学ロシア学科准教授。ロシアをフィールドとして文化人類学的な研究を行いつつ、絵本などの翻訳にもたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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