水産・海洋ライブラリ
ヘルスフード科学概論

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425881116
  • NDC分類 498.51
  • Cコード C3062

内容説明

本書は、「食と健康」を考えるうえで、「ヘルスフード科学」という学問領域を打ち立て、その教育・啓蒙に勤めるツールとして編集した。特徴は、栄養学・食品学・生物化学・生理学・医学・薬学などの基礎学問を勉強しつつ、それらの知識や技術の上に成り立つ境界領域または包括した学問領域にわたる教科書であることである。したがって、一人では到底網羅することのできない広範な知識を要求されるため、7名の著者に専門分野をそれぞれ分担して解説している。

目次

1 プロローグ 国の盛衰を決めるのは食―食品研究の意義(食品産業への順風は;食品産業への逆風は ほか)
2 予防医学とヘルスフード科学(予防医学の概念;食品の機能と健康の三原則 ほか)
3 機能性食品(ヘルスフード)の開発戦略(日本経済から見たヘルスフード研究・開発の重要性;ヘルスフードの制度と今後の展望 ほか)
4 ヘルスフードの研究・開発方法(機能性食品(ヘルスフード)素材の探索研究法
ヘルスフードの製品開発 ほか)
5 エピローグ(産学協同から産学連携へ;今なぜ産学連携か ほか)

著者等紹介

矢沢一良[ヤザワカズナガ]
東京水産大学大学院水産学研究科食品生産学専攻。ヘルスフード科学(中島董一郎記念)寄附講座客員教授。1948年東京都葛飾区生まれ。1972年京都大学・工学部・工業化学科(福井三郎教授)卒業。1973年(株)ヤクルト本社・中央研究所入社、微生物生態研究室勤務。1986年(財)相模中央化学研究所入所(主席研究員)。1989年学位取得・農学博士。2000年4月湘南予防医科学研究所設立(代表取締役)。7月東京水産大学(地域共同研究センター客員教授)。2002年4月より現職。現在に至る。日本脂質栄養学会(理事・評議員)、日本油化学会(部会委員)、日本マリンバイオテクノロジー学会(理事)、新規素材探索研究会(会長)、ホスファチジルセリン研究会(副会長)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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