幻想と怪奇〈3〉平井呈一と西洋怪談の愉しみ

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784775318546
  • NDC分類 908.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

十九世紀終盤から二十世紀初頭の西洋、ことイギリスでの怪奇小説は傑作の目白押し、書き手たちも名だたる文人墨客であることに、あらためて驚かずにはいられない。
 そんな西洋怪談に惹かれた名訳者、平井呈一(一九〇二-七六)の訳業を、評論、エッセイと共に顧み、彼が愛した作家たちの作品をはじめ、傑作を新旧取り交ぜて収録した。恐怖の愉しみを御堪能あれ。

内容説明

十九世紀終盤から二十世紀初頭の西洋、ことイギリスでの怪奇小説は傑作の目白押し、書き手たちも名だたる文人墨客であることに、あらためて驚かずにはいられない。そんな西洋怪談に惹かれた名訳者、平井呈一(一九〇二‐七六)の訳業を、評論、エッセイと共に顧み、彼が愛した作家たちの作品をはじめ、傑作を新旧取り交ぜて収録した。恐怖の愉しみを御堪能あれ。

目次

平井呈一名訳選(消えた心臓(M.R.ジェイムズ)
謎のクリーオール事件(小泉八雲)
眩しい光(アーサー・マッケン)
池の子たち(アーサー・マッケン))
怪談つれづれ草(タペストリーの間(ウォルター・スコット(和爾桃子訳))
五尋の深みに(アリグザンダー・ウールコット(植草昌実訳))
コート(A.E.D.スミス(野村芳夫訳)))
英国怪談精華選(幻のニーナ(F.マリオン・クローフォード(遠藤裕子訳))
屋根裏部屋の声(A.M.バレイジ(植草昌実訳))
ベールの女(E.F.ベンスン(圷香織訳))
白い蛾(シンシア・アスキス(大友香奈子訳))
非聖遺物(M.P.デア(伊藤晶子訳))
紙の城館(井上雅彦)
白樺の家(奥田哲也))
現代西洋怪談集(ミスター・ケッチャム(マイクル・チスレット(植草昌実訳))
ジャスパーはそこにいる(ラムジー・キャンベル(夏来健次訳))
闇に叫べば(ジェマ・ファイルズ(安原和見訳)))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翠埜もぐら

13
雑誌「幻想と怪奇」の平井呈一と西洋怪談の特集。ホラーではありません。怪談です。私ぐらいの年齢だとあまり平井さんの訳に違和感がないのですが、あっ、私、鏡花と子規が好きなんですよね。その辺もあるのかしら。2段組み300ページにビビっていたのですが、案外すんなり読めました。短編とエッセイの集合だからでしょうか、最近の作品や日本人の作品も新鮮でした。他号も読んでみます。2021/05/10

5〇5

7
英国を中心とした西洋怪談の特集です。平井呈一訳の作品を含め、19世紀終わりから20世紀始めの初出作品は、流石に古色蒼然の感がありますね。しかし粛然とした雰囲気の中にあって忍び寄る恐怖にヒヤリとさせられます。紅茶を片手に、腰を据えての読書がお薦めです。2021/08/15

アルクシ・ガイ

4
平井呈一というと某怪奇小説集で、その癖のある翻訳に閉口した覚えがある。でもこれに載っている訳はふつうですね。ミステリー風味の「ベールの女」がよかった。2020/11/27

いっこ

3
ハヤカワ・ミステリの「幻想と怪奇」シリーズとは別物で、45年前に休刊した幻想小説専門誌を復刊したとのこと。活字が大きく訳文も自然で、ありがたい。シンシア・アスキスの「白い蛾」は、人間性の描写が巧みで怪奇小説というジャンルを超えていると思った。「非聖遺物」を読むのは2度目(同じ訳者)だが、註の入れ方やフォントなどを工夫していて読みやすくなっていた。読んだ後、うたたねしていたら、骨をカバンに詰める夢を見た。怪奇で脳がいっぱいになったか?2020/10/08

竜王五代の人

1
短めの英国怪談が多い前半は楽しめた(「白い蛾」の俗物な両親と、結局は原稿目当てな女編集者は別な意味で恐怖、というかイヤな奴ら)。しかし「現代西洋怪談集」三編はパラノイアなものばかりで、こんなのがいまの流行りなら私は好かない。2022/09/07

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