出版社内容情報
十九世紀終盤から二十世紀初頭の西洋、ことイギリスでの怪奇小説は傑作の目白押し、書き手たちも名だたる文人墨客であることに、あらためて驚かずにはいられない。
そんな西洋怪談に惹かれた名訳者、平井呈一(一九〇二-七六)の訳業を、評論、エッセイと共に顧み、彼が愛した作家たちの作品をはじめ、傑作を新旧取り交ぜて収録した。恐怖の愉しみを御堪能あれ。
内容説明
十九世紀終盤から二十世紀初頭の西洋、ことイギリスでの怪奇小説は傑作の目白押し、書き手たちも名だたる文人墨客であることに、あらためて驚かずにはいられない。そんな西洋怪談に惹かれた名訳者、平井呈一(一九〇二‐七六)の訳業を、評論、エッセイと共に顧み、彼が愛した作家たちの作品をはじめ、傑作を新旧取り交ぜて収録した。恐怖の愉しみを御堪能あれ。
目次
平井呈一名訳選(消えた心臓(M.R.ジェイムズ)
謎のクリーオール事件(小泉八雲)
眩しい光(アーサー・マッケン)
池の子たち(アーサー・マッケン))
怪談つれづれ草(タペストリーの間(ウォルター・スコット(和爾桃子訳))
五尋の深みに(アリグザンダー・ウールコット(植草昌実訳))
コート(A.E.D.スミス(野村芳夫訳)))
英国怪談精華選(幻のニーナ(F.マリオン・クローフォード(遠藤裕子訳))
屋根裏部屋の声(A.M.バレイジ(植草昌実訳))
ベールの女(E.F.ベンスン(圷香織訳))
白い蛾(シンシア・アスキス(大友香奈子訳))
非聖遺物(M.P.デア(伊藤晶子訳))
紙の城館(井上雅彦)
白樺の家(奥田哲也))
現代西洋怪談集(ミスター・ケッチャム(マイクル・チスレット(植草昌実訳))
ジャスパーはそこにいる(ラムジー・キャンベル(夏来健次訳))
闇に叫べば(ジェマ・ファイルズ(安原和見訳)))
感想・レビュー
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翠埜もぐら
5〇5
アルクシ・ガイ
いっこ
竜王五代の人