内容説明
凶暴なものや温和なもの。大きいものや小さいもの。資源豊かなものや絶滅に瀕するもの。“サメ”とはいったい、どんな生き物なのだろうか?それぞれが持つ魅力と、人とサメの共存への道を探る。
目次
第1章 サメの生態(サメは何種類くらいいるのか?;サメは軟骨魚類である;サメはそのように増えているのか?;サメはどこに棲んでいるのか?;サメの体と感覚器官;サメはなにを食べているのか?)
第2章 サメの利用(人間はどのようにサメを利用してきたのか;サメ料理;伝統的なサメねり製品;世界におけるサメの利用)
第3章 サメを数える(サメはどのくらい生きるか?;サメを追跡する;サメ資源の現状)
第4章 サメの保護活動―サメが絶滅する?(これまでの環境保護の漁業に対する動き;サメとワシントン条約;保護のはじまり;附属書への掲載提案;その他の保護・管理活動)
第5章 サメと人間―サメと共存していくために(サメによる被害と共存;エコツーリズム;水族館とサメ―かごしま水族館のユニークな試み)
著者等紹介
中野秀樹[ナカノヒデキ]
1957年静岡県生まれ。1981年北海道大学水産学部卒業。1988年北海道大学大学院水産学研究科博士課程中退。水産庁遠洋水産研究所入所。1990年水産学博士(北海道大学)、1年間IATTC(全米熱帯まぐろ委員会)に出向。1998年水産庁遠洋水産研究所混獲生物研究室長。2005年水産庁研究指導課研究企画官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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