出版社内容情報
ハイテク機の導入により、航空事故原因は機材の不具合や規程類の不備より、人的要素、“ヒューマンファクター”が60~80%に達していることが判明した。
このようなことから、運航乗務員に対するCRMというリソースマネジメントの教育・訓練が導入されているが、同時にパイロット個人の危機管理意識や取り組みが必要であることは言うまでもない。
本書は、数多の危機と対峙しながらも安全運航をまっとうし、“グレート・キャプテン”とよばれた元機長による危機管理の鉄則や実践について余すところなく著されたものである。
2訂増補版では、最近の航空事故からの教訓として、2024年に発生した海上保安庁と日本航空機の事故について触れている。
【目次】
目次
序章 空の安全は進歩したか
第1章 最近の航空事故からの教訓
第2章 安全を支える四本の柱と安全文化
第3章 安全確保のためのリスクマネジメント
第4章 ヒューマンエラー対策
第5章 危機管理の原理原則10か条
第6章 航空界のプロとして
第7章 航空の現場における安全確保
第8章 リーダーとしての機長に求められる条件
第9章 2030年の日本の航空界
著者等紹介
小林宏之[コバヤシヒロユキ]
1946年、愛知県新城市生まれ。1968年、日本航空株式会社に入社。以来42年間、一度も病欠などでスケジュールの変更なく飛び続ける。乗務した路線は、日本航空が運航した全ての国際路線と主な国内線。総飛行時間18500時間。社内略歴として、飛行技術室長、運航乗員訓練部副部長、運航安全推進室長、運航本部副本部長、広報担当役員付広報部長を歴任。その他、首相特別便機長、湾岸危機時の邦人救出機機長など。2008年には、「高度一万メートルからみた地球環境」というテーマで、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などのメディアに出演。2010年3月退社時のラストフライトはマスコミの話題となり、新聞・テレビなどで特集が組まれる。日航退社後は、危機管理・リスクマネジメントの講師として活躍する傍ら、航空評論家としても活躍中。公益社団法人日本航空機操縦士協会副会長(2010~2014年)、国土交通省交通政策審議会の航空部会の各委員会委員(現在に至る)を務める。医療機関、原子力関係の各機関、様々な企業・団体での講演の依頼が殺到。蛾近では、テレビ・ラジオなどの出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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